吉田戦車エハイクの世界。
21世紀の武者小路実篤になるかもよ?

エハイク その89

【評】
師走であり、年末進行で作者もてんてこ舞いだ。
こういう、ゲームなんかやっている場合じゃない時に
するゲームは、なぜこんなにおもしろいのだろうか。
外から聞こえる猫のくしゃみに、
どこかの編集者ではないかと
ビクッとしてあたりを見回す。
「…ゲーーーーームですか…」などと言いながら
血走った目で窓から編集者が
入ってきたりしたら……
この緊張感が暮れっぽくていいんですわ、という
作者の髪にも白髪がめだってきた。
【お縁側】
母さんお肩をたたきましょ、の
童謡の「かたたたき」。
その後半の歌詞が
「お縁側には陽がいっぱい」であることを
さっき初めて知りました。
三十数年間「おお、縁側には陽がいっぱい」、
感嘆詞の「おお」だと思いこんでいたのです。
よく考えたら小さい子供が
そんな大仰な感動はしないよな、と思います。
同じような人は多いような気がしますが、
どうですか。

2003-12-16-TUE

BACK
戻る