吉田戦車エハイクの世界。
21世紀の武者小路実篤になるかもよ?

エハイク その278


【評】
紙くずをはじめ、あらゆるものを
できるだけ路上に捨てないよう努めている、
きわめて常識的な作者。
しかし、唯一ひっそりと楽しんでいるのが、
歩きながら使用ずみのつまようじの頭を
折り捨てることだ。
自分を縛るものから解き放たれ、
思いっきりようじ頭を路上にポイ捨てし、
自分の中の無軌道な若者気分を満足させるのだという。
(本体はどこかのゴミ箱へ)

2007-11-06-TUE

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