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本の中身はどうなっているの?
イラストも見どころのひとつです! |
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CDブック『はじめての落語。』の発売まで
あと10日を切りました!
心の中でカウントダウンをはじめている、
アロハ・トミタでっす。
このCDブック、
3月24日に全国の紀伊國屋書店さんに
ずらりと並ぶ予定なのですが、
さっそく予約の問い合わせが
紀伊國屋書店さんに入りだしているようです。
どうもありがとうございます!
紀伊國屋書店BookWEBさんでも
明日、3月17日から
予約が可能になる予定 です。
予約が可能になりしだい
こちらのページからリンクをはりますので、
もう少々お待ちくださいね。
さて、先日はこのCDブックに収録されている3席の落語、
『人生が二度あれば』『壺算』『愛犬チャッピー』を
ご紹介いたしました。
さっそく反応が届いてますよー。
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私もこの会に参加してから、すっかり落語っこです。
『壺算』はすっかり、
昇太さんのオリジナルかと思っていました。
先日志の輔さんの『壺算』を聴き、
古典なんだとわかりました。
その志の輔さんのもおかしくて‥‥。
落語って掘れば掘るほど面白くなります。
好きになってから雑誌などを読むようになりました。
すると「昇太さんの一番の傑作は『愛犬チャッピー』」
というのが結構書いてあって
聴きたいなーと思っていました。
そこに来て、どんぴしゃ〜な落語本発売!
あー、待ち遠しい!
(もと) |
あーー、早く手に取っていただきたい!
そんな気持ちでいっぱいです。
3月24日まで、もうしばらくお待ちくださいませ!
さて、本日は、「本」の部分の紹介です。
あの、昇太さんの落語のおもしろさを、
本でどう表現したらうまく伝わるのか?
乗組員一同、たいへん頭を悩ませました。
その結果、これまでのいわゆる「落語本」とは、
まったく違う本ができあがりました!
少しだけページをご覧ください。
こんな感じです。
昇太さんのカラー写真があったり、
高座での昇太さんの
はげしい動きがわかったり、
落語を文字とイラストで再現していたり、
1席ずつ昇太師匠による
解説もついています。
そして、手前味噌ではありますが、
ページのはしばしに描かれているイラストも
けっこういい味を出しているんです。
見ていると、自然と顔がゆるんできそうな、
なんとも魅力のあるイラストでしょう?
このイラストを描いているのは
なんと弱冠20歳!
今年成人式を迎えたばかりの小松紘子さんです。
じつは、今回の『はじめての落語。』は、
小松さんのイラストレーターとしての
デビュー作でもあるのです。
小松さんと「ほぼ日」の出会いは、
小松さんがはじめてひらいた個展でした。
ちょうどこのCDブックをどうしようかと考えていた
「ほぼ日」のデザイン担当、べっかむ3が、
個展の案内に描かれていた
小松さんのイラストの世界に
「!」と引きつけられて足を運んだのです。
(じつは、そのときは、私たちも
小松さんがこんなにお若い方だとは
知らなかったんです‥‥)
先日、「ほぼ日」で本の完成を告知したときは、
「ページを見て思わず泣いちゃったんですよ」
なんて言ってくださった小松さん、
さっそく、できあがりホヤホヤのCDブックを
見ていただくと‥‥。
小松
実際の本で見ると全然違いますね。
自分の絵が本になっちゃっていいのかな。
わー。うれしいなぁ。
3月24日にこのCDブックが
まとまって紀伊國屋書店に並ぶんですよ。
小松
ふぅわーーー、そうかー。
うわーーー。うれしい。
写真とりに行こっ!
買っちゃおっ。
このCDブックは、小松さんにとっても
いろんな「はじめて」を
経験するきっかけになったようです。
そもそも、小松さんはどうして絵を?
小松
高校を卒業して、なーんとなく
「絵を描けたらいいなあ」と思いつつ
あまりどうするか定まっていない状態だったんです。
そんなときおばのプロデュースで
ギャラリーを借りて
個展をやることになったんです。
もうおばに感謝ですね。
最初、「ほぼ日」からイラストの話がきたとき、
「やったー!」って思ったんです(笑)。
自分としては仕事として描いていることが
全然現実的じゃない部分もありました。
絵を仕事にするなんていいのかなぁ、
なんて思ったりしながらも
ただただうれしかったです。
そこから小松さんには
CDブックをつくるにあたっての
「はじめての落語」を体験してもらいました。
イベント当日の様子を観てもらったり、
収録される落語を聴いてもらったり、
昇太さんの高座に観に行ってもらったりしました。
小松
昇太さんの落語をはじめて観たときは、
「落語」というより、お笑いみたいな感覚でした。
動きのはげしい人だなぁって。
イメージがわくままに絵を描いていったら
まずは『愛犬チャッピー』に登場する
チャッピーをたくさん描いていました。
物語を思い浮かべながら
たくさん描いていた気がします。
とにかく昇太さんの噺がおもしろくって
楽しく描いていた印象が
いちばん強いかもしれません。
小松さんから届くイラストは
自由な発想にあふれていつつ、
こまかいところにこだわりもあり、
『 はじめての落語。』の製作に関わっているスタッフは
いつもどんな絵が届くかほんと楽しみでした。
読んでいくとじわじわ味が出てくる不思議な画風‥‥。
絵を観ながらいつまでも
クスクス笑っている乗組員もいたほどです。
たとえば、このページ。
小松
この絵ですか(笑)。
リボンをしたチャッピーと
チャッピーの表情を
いろいろ違うところを出したいと思って
描き続けていたんですけど‥‥。
このように力のこもったスケッチが届くかと思えば、
手近にあった紙に描いた
ラフスケッチのようなものもあったり。
(それはそれで魅力があるんですよ)
CDブックには
どちらのパターンの絵も入っています。
小松
とにかく今回は
なにもかもが楽しかったです。
描き終わったときは、
なーんかさみしかった。
はじめて、人と一緒に
ひとつのモノをつくりあげたというか。
私は絵を描いただけなんですけど、
この本づくりに関われて
すっごくうれしかったです。
このCDブックを手に取って、
昇太さんの落語の世界を堪能すると同時に
ほどよく力が抜けるイラストも
ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
小松さんの喜びの様子をきいた
糸井darling重里は
これこそが、
「初心忘れるべからず」の「初心」だね。
自分に、「ほぼ日」の全員に、
思い出させてくれたね。
としみじみ言ってました。
「落語」だけではなく、
この本に込められた、
いろんな「はじめて」の部分も
味わっていただけるとうれしいです。
『 はじめての落語。春風亭昇太ひとり会』、
いろいろな「はじめて」がつまって、
3月24日(木)に
全国の紀伊國屋書店で発売になります。
本とCDのセットですが、
お値段はCDのまま。
本+CDで税込み2,300円です。
(お近くに紀伊國屋書店がない方は、
紀伊國屋書店BookWebでご注文可能です!
明日、3月17日から
予約が可能になる予定 です。
予約が可能になり次第こちらのページで
お知らせしますね。)
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