6月のTシャツの「素材」と
ボディにほどこした「くふう」は、
「肌ざわりなめらか」「すっきりシルエット」が
好評だった5月のTシャツと、まったく同じ。
けっして派手ではないけれど、
じつは、より魅力的なシャツをつくるための
重要な「キモ」となる部分です。
これまでの「ほぼ日Tシャツ」で使用され、
「なめらかだけど、コシがある」と
好評をいただいてきた、通称「讃岐うどん」生地。
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Tシャツの表面 |
6月のセンチメンタルテリトリーのTシャツでも、
ひきつづき、この生地を使っています。
とくに、昨年の「+LOVET」からは、
100%新彊綿のみで織り上げた「讃岐うどん」となり、
なめらかさが、さらにアップ。
しかも、センチメンタルテリトリーのシャツは、
糸の段階から色を染める「先染め」ですので、
おなじ新彊綿100%の「讃岐うどん」を使っていても、
「後染め」で、「ラフっぽさ」を加えた「+LOVET」より、
いっそう、やさしい着ごこちになっているのです。
なお、「新彊綿(しんきょうめん)」とは、
シルクロードの中継点である新彊ウイグル地区で
栽培されている綿花のこと。
「やさしいタオル」で使われている
「超長繊維綿」と同じように、
一本一本の繊維が長くて、不純物が少ないため
しなやかな肌ざわりと、シルクのようなつややかさを持つ、
高品質なコットンです。
昨年の「+LOVET」と比べてみると、
センチメンタルテリトリーのTシャツの襟は、
縫い目が目立たないつくりとなっています。
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Sentimental Territory |
+LOVET |
明るく元気な「Tシャツっぽさ」を
前面に押し出した「+LOVET」とくらべると、
すっきり、スタイリッシュな印象。
襟のつくりも、
全体の「すっきりシルエット」に合わせています。 |