小さい頃、祖父はいつも折り込みチラシをわたしにくれました。
その裏に絵を描くのが好きでした。
それ以来、絵を描くことが好きな気持ちはずっと続き、
わたしは絵を描く人、デザインをする人になりました。
そして今回は、
服をキャンバスとして絵を描いてみることになりました。

祖父の名前は目覚める馬、覚馬(かくま)です。
わたしは、祖父はもちろんのこと、
この名前が小さい頃から大好きでした。
絵を描くことが好きになるきっかけをあたえてくれた祖父の名前、
カクマ(cacuma)をブランド名に決めました。

服の設計は吉村美沙子さんと一緒に考えていきます。
ブランドイメージは「cacuma」のブランドロゴをつくった
キギの植原亮輔と考えていきます。
ブランドの在り方は
その場を提供してくださった糸井重里さん・ほぼ日のみなさんと
考えていきます。

わたしが描く絵を活かしたわたしらしい服、
わたしにとって無理の無い服を
継続してつくっていきたいと思っています。

まだまだ小さなブランドですが、どうぞよろしくお願いします。

渡邉良重