ねむれないくまのためにの「夏の寝具」、選び方ご案内。- ほぼ日刊イトイ新聞

「ねむれないくまのために」から発売している、
夏におすすめの寝具には2023年現在、
ぜんぶで７種類のアイテムがあります。

読者からこんなメールが届きました。

「夏の寝具、どれを選ぶか迷います‥‥」

たしかに。
「これはすばらしい！」というアイテムを
ご紹介していくうちに、
気がつけば夏の寝具だけで７種類。
これは、迷います‥‥。

そこで、それぞれの布団がどんな方におすすめなのか、
その素材や特徴を整理してみました。
すこしでも、みなさまの布団選びの
おてつだいができればうれしいです。

ねむくま編集部員おすすめの使い方も、
いっしょにどうぞ。
全７種の「ポイント比較表」を見る

この寝具の特徴

吸水性抜群で乾きやすいタオルケット。
洗えば洗うほど繊維が開いて、ふんわりに。
長めのパイルで、よりふんわりとした肌触り。
「スーパーZERO」の力で、温度と湿度を快適に保つ。

こんなあなたにオススメ

「夏はやっぱりタオルケットが好き」
「タオルケットは、やわらかいほど好き」
「暑い夜でもなにか掛けていないと眠れない」
「こまめに洗濯したい」

この寝具の特徴

敷きパッドと肌掛け布団、２通りの使い方ができる。
すぐれた吸水性で、汗をかいてもすぐにさらさらに。
適度な厚みで、ふわふわなさわり心地。
「スーパーZERO」の力で、温度と湿度を快適に保つ。

こんなあなたにオススメ

「じめじめやベタつきが、とにかくいや！」
「汗でびしょびしょになってしまう」
「敷きパッドもふわふわのタオル地がいい」
「その日の気温や気分で使い方を変えたい」

この寝具の特徴

肌触りやわらかな「ガーゼ素材」のケット。
すぐれた通気性で、ムレにくい。
ガーゼを８枚重ねることで、空気の層がたっぷり。
空気の層で、冷房による冷えから身体を守る。
「スーパーZERO」の力で、温度と湿度を快適に保つ。

こんなあなたにオススメ

「エアコンのつめたい風が苦手」
「ガーゼの肌触りが大好き」
「すっぽり布団にくるまるのが大好き」

この寝具の特徴

蚊帳のように通気性にすぐれた、すずし～いケット。
軽いけど、軽すぎない量感。
たいへんうすく、やわらかな掛け心地。

こんなあなたにオススメ

「夏は、はだかで寝たいくらい」
「布団は軽ければ軽いほどいい」
「夏の寝具は、ふわふわよりもさらさらが好き」

この寝具の特徴

触るとひんやりする冷感寝具（掛け布団）。
熱帯夜には冷感素材のほうを内側に、
すずしい夜には綿100％のパイル生地を内側に。
２通りの使い方ができる。
つるつるとした、冷たさを感じやすい肌触り。
（冷感寝具側）

こんなあなたにオススメ

「暑がりな人」
「寝入りの暑さはいやだけど、朝方の冷えが気になる」
（くるっと裏返せば冷感寝具から綿のパイル生地に）
「寝具はできれば通年で使いたい」

この寝具の特徴

触れるとひんやりつめたい、冷感素材の敷きパッド。
寝返りをするたびにひんやりが復活。
熱伝導にすぐれた糸で、朝までひんやり感がキープ。
汗（水分）に反応してひんやりするキシリトール加工。

こんなあなたにオススメ

「とにかく夏の夜は寝苦しい」
「エアコンを控えめに、寝具ですずしくしたい」
「つるつるな肌触りがいい」

この寝具の特徴

夏用の寝具ではないですが、おすすめ。
とろけるようなしっとりなめらかな肌触りの布団。
放湿性にすぐれ、蒸れにくい。
足元すっぽりくるむ機能付きで、足先の冷え対策も。

こんなあなたにオススメ

「布団にすっぽりくるまるのが好き」
「寝具は、なめらかな肌触りが好み」
「エアコンをしっかりかけて寝る」
「寝室がそれほど暑くならない」

ご紹介した７つの布団の特性を表にしました。
比較検討にご活用ください。


価格（税込み）	¥18,700	¥23,100	¥14,500	¥12,650	￥14,300	￥18,700	￥22,980
機能性	すぐれた吸水性	すぐれた吸水性掛け敷き両用	すぐれた吸水性通気性	すぐれた吸水性軽さ	綿100％パイル地（表）接触冷感（裏）両面使用可	接触冷感（キシリトール加工）	柔らかさ
洗濯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯
重さ	約１kg	約１.2kg	約0.9kg	約0.65kg	約１.3kg	約１.1kg	約2.25kg
さわり心地（編集部調べ）特徴	ふわふわ洗えば洗うほどカサ増し通年使える	さらさら、ふわふわ通年使える	さらさら、やわらか 8重のガーゼ生地	さらさら軽さと、ほどよい量感	ふわふわ（パイル面）ツルツル（冷却面）	ツルツル寝返りのたびにひんやり	ふわふわ、しっとりとろけるような質感
素材	綿100％	ふとんがわ（パイル）綿100％（グランド）ポリエステル100％詰めものポリエステル 100％	綿100％	側地綿100％中生地ポリエステル98％ポリウレタン2％	表地パイル糸：綿100％地糸：ポリエステル100％裏地ナイロン95％、ポリウレタン５％詰めものポリエステル70％、レーヨン30％	表側ポリエチレン75％、綿25％裏側ポリエステル100％	ふとんがわレーヨン80％、ポリエステル15％、綿5％詰めもの再生繊維（セルロース）70％、ポリエステル30％


価格（税込み）	￥14,300	￥18,700	￥22,980
機能性	綿100％パイル地（表）接触冷感（裏）両面使用可	接触冷感（キシリトール加工）	柔らかさ
洗濯	◯	◯	◯
重さ	約１.3kg	約１.1kg	約2.25kg
さわり心地（編集部調べ）特徴	ふわふわ（パイル面）ツルツル（冷却面）	ツルツル寝返りのたびにひんやり	ふわふわ、しっとりとろけるような質感
素材	表地パイル糸：綿100％地糸：ポリエステル100％裏地ナイロン95％、ポリウレタン５％詰めものポリエステル70％、レーヨン30％	表側ポリエチレン75％、綿25％裏側ポリエステル100％	ふとんがわレーヨン80％、ポリエステル15％、綿5％詰めもの再生繊維（セルロース）70％、ポリエステル30％

ほんっとうに、全部おすすめなんです。
「くまもすずし～いかやのケット」は、
夏の暑い夜に、うすーく１枚掛けておきたい
ってときに欠かせないし、
エアコンをつけて「くまもとろけるふとん」に
つつまれるのも、気持ちがよくて大好きだし‥‥。
う～ん、ほんとうになやましい！
全部を日替わりで使いたいくらいなんですが、
どれか１枚に決めるなら‥‥、
「どんどんよくなるくまのタオルケット」を選びます！！
なんてったって、肌触りがすばらしいんです。
ほんとうにふわふわで、厚みがあるのに軽くって、
身体にとってもなじむんです！
もう、タオルケットの決定版と言っちゃいたいくらい。
とにかく、ずーっとながーく使いたくなるんです。
子どもも、抱きまくらのようにかかえて眠っています。
あと、家の洗濯機で
どんどん洗えちゃうのもうれしいポイントです！

夏が大好きです。
とにかく寒がりなので、
あたたかいのがうれしいんです。
エアコンも苦手なのであまり使いません。
そんなぼくですが、
夏の夜はじめじめとしていて、
眠りにくいな、と感じていました。
そんなときに使っているのが、
「くまもさらさら２wayパッド」です。
これを敷いて眠ると、
朝までさらっさらの状態がキープでき、
心地よく眠れます。
ほどよい厚みがあるのでつめたくなりすぎず、
ほんのりとあたたかさを感じられるのが
寒がりのぼくにはとてもいいです。
ふわふわとした肌触りも心地いいので、
１年中使っています。

「くまもひんやり夏のパッド」おすすめします！
ぼくは、４月から冷房をつけるくらいの暑がりで、
これまでたくさんのひんやり寝具を試してきました。
その中でも、このパッドは
とくにひんやりが長続きすると思います。
「くまもひんやり夏のケット」も、しっかりと
つめたさを感じられていいのですが、
ぼくのおすすめは、キシリトールが練り込まれていて、
より強くつめたさを感じられるパッドです。
あたたかみは一切なく、ひんやりに徹している、
というかんじがとてもすきです。

あと、ぼくは夏には掛け布団なしで寝ているので、
向こう側がすけてみえるほど、うすくて軽い
「くまもすずし～いかやのケット」が
いますごく気になっています。

エアコンのつめたい風が気になるので、
「くまもうっとりやわらかガーゼケット」を掛けています。
ですが、わたしはそれだけだと
夏でも足先が冷えてしまうので、
足元にだけ「くまもとろけるふとん」を掛けています。
この布団には、足元を折り返して
ポケットのようにとめておくボタンがついているので、
足をくるんだ状態がキープできて、お気に入りです。
肌触りがとてもよいので、
一晩中布団をふみふみしています（笑）。

ぼくはエアコンの風と、じめじめしたのが苦手です。
なので、夏は窓を開けっぱなしにして
除湿機と扇風機で乗りきってます。
いつもさらさらと乾いていてほしいので
「くまもさらさら２wayパッド」を敷いて、
扇風機の風が身体にあたりすぎないように
「くまもとろけるふとん」をかけて寝ています。
真夏の夜はさすがに暑いですが、
なにかに触れていたいので
肌触りがとにかく気持ちいい「くまもとろけるふとん」を
太もものあいだにはさんだりしています。

いかがでしたか？　
ねむくま編集部員も悩みながら、
じぶんに適した夏の布団を選んでいます。
すこしでも、
みなさまの参考になったらうれしいです。