田中マヤさん モデル

メイクのアイディア、見せてください 。

肌とメイクと道具のブランド Shin;Kuu

シンクーの商品開発ディレクターで、
ヘアメーキャップアーティストの
岡田いずみさんのメイク哲学を、
5色のバームスティックに落とし込んだのが、
balm stick THE FIVEです。

表情をいきいきと彩る赤色「シンク」
肌を内側から発光させる「ライト」
光と影のコントラストが際立つ「シェード」
気になる部分を目立たなくする「コンシーラー」
肌の透明感(※)を引き出す「コントロール」

じかに塗っても、指でトントンなじませても。
ひと塗りで淡くも、重ね塗りにして深くも。
色と色を混ぜても、もちろんOK。
5色の使い方はさまざまで、自由です。

自由にメイクできると聞くと、
「それって、メイクが得意な人向きでは?」と
むずかしく思われるかたもいるかもしれません。

この5色の魅力にぜひ触れていただきたいと、
知恵を借りに会いにいったのは、
ビューティの世界で活躍する3人の女性たち。
生活のなかにメイクやおしゃれを取り入れて、
自分らしくきれいを楽しんでいる3人は、
どんな風に使ってくださったのでしょう?

※メイクアップ効果による

この形と色とツヤがほしかった!初めて見たとき、そう思いました。

18歳のときに地元のヘアサロンの
カットモデルになったことをきっかけに、
モデルとしてデビューした田中マヤさん。
時代はちょうど、美容雑誌の創刊ラッシュ。
誌面になくてはならない存在になり、
お子さんが生まれてからも、第一線で活躍しています。
キャリアは、今年でなんと23年だそう。
スタジオに花が咲いたように、明るくて元気。
なにより、肌にハリがあって、表情も柔らかい。
どうして、ずっときれいでいられるんでしょう?
「ありがとうございます。
いっぱい、いっぱい、いろんなことをしてます(笑)。
モデルさんや俳優さんがよく言うじゃないですか、
『なんにもしてないんです』って。
あれは、私の場合は、ありえないです。
でも、基本はめんどうくさがりなので、
毎日コツコツ続けられるように、
生活に組み込んでいける方法を考えていますね。
たとえば、毎晩ちゃんとメイクを落とす、
日焼け止めを塗る‥‥とか、
当たり前のことを、一歩ずつです」
「私のスキンケアをそばで見ているスタッフからは、
本当においしそうに化粧品をつけるよねって、
びっくりされることが多いんです。
摩擦や刺激がないように、こんなふうに、
やさしく、入れ込むようなイメージで肌に触れます」

野菜や発酵食をたっぷり使った食事はもちろん、
お気に入りのメイクを使ったショート動画も、
田中さんのSNSの人気のひとつ。
ある日、田中さんがbalm stick THE FIVEを使った
メイク動画を投稿してくださっているのを発見。
うれしくて、スタッフで何度も見ました。
そして、今回のオファーにつながりました。
「私が知っていることを伝えて、
それが誰かの役に立てばいいなという気持ちで、
迷いながら手探りで発信しています」

そんな田中さんに、balm stick THE FIVEの
最新のアイディアを教えてもらいました。
balm stick THE FIVEから、コンシーラー01を。
目の下のクマ対策には、写真のように、
ほおまで広めに直接塗ります。
「ファンデーションはなるべく使わないんです。
塗れば塗るほどシワがより目立つ気がするし、
透明感がなくなってしまう感じがして」。
直接塗ったあとは、指のはらでやさしくなじませる。
このひと手間がとても大事。
続いて、「シンク」を。
唇にやさしく押し当ててから、
中指でぽんぽんとなじませます。
輪郭に沿ってきちんと塗ることも、
写真のように染めたみたいに自然に色を添えることも、
「シンク」はどちらも得意。
チークにも、同じく「シンク」を使うのが田中さん流。
中指にとって、ほおの中央に置きます。
ほお骨に沿って斜め楕円に入れるのではないんですね?
「私は目がキリっとしているから、
チークは少しかわいらしさを意識して、
表情のバランスを取ります。
血色感を出したいから、真ん中に、このくらい」。
丸の輪郭を指でなじませて、ご覧の通り、
ぽっと上気したような生き生きしたチークが完成。
「balm stick THE FIVEのライトを初めて見たときに、
この形と色とツヤがほしかった!って思ったんです。
上唇のV形のくぼみに直接塗って、自然なツヤを足すと、
なんていうか、上唇に自然な立体感が出て、
上向きにチュンっとするのが好きなんです。
“めくれ系”って、私は呼んでます(笑)」
田中さんの豊かな唇の形が引き立ちます。
「挑戦してみたい」とスタジオではじめたのが、
眉にも「シンク」をのせてみること。
いつものようにパウダーとペンシルで仕上げたあと、
綿棒の先端にシンクを取って、
毛流れに沿ってスッとなぞるようにのせます。
「よく見ると赤だね、っていう程度に、
軽くのせるといいですね。おしゃれだし、
なにより、ちょっと色っぽい。うん、すごくいい」
次にトライしたのが、「シンク」で仕上げたリップの上に、
「シェード」を重ねてニュアンスを変えるアイディア。
指にとって、軽くトントンとのせます。
トーンを押さえ、ぐんと落ち着いた表情になります。

自分の顔も表情も知り尽くしていて、
balm stick THE FIVEの5色を迷いなく、
リズミカルにのせていく田中さん。
「40代になって、とがった部分がなくなって、
丸くなってきたように思いますね。
それは顔や肌も同じで、どうしても下がるし、
どうしても丸くなるんですよ。
それでも、頑張りすぎないようにはしています。
一番大切にしているのは、睡眠かな。
睡眠が不足すると、思考も、肌も、目の充血も、
不調がぜんぶ顔に出てしまうから、
最低6時間、できれば7時間は眠るようにしています。
モデルの仕事は、年齢を重ねても、
十年、二十年、ずっと続けられたらいいですね。
仕事のためにいろんなケアをするのではなく、
私自身が、知りたい、深めたい、
たのしいという気持ちを大切にして、
これからも美容や食に関わっていきたいです」

たなか・まや

モデル。奈良出身。18歳のとき、地元のヘアサロンのカットモデルを務めたことをきっかけにデビュー。ジュニア野菜ソムリエ、AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー、ホリスティックビューティー検定など多くの資格をもち、暮らしの中で気軽に実践できるアイディアをSNSやブログで発信している。

Instagram @tanakamaya_official

(つづきます)
2022-11-30-WED