“カッタウェイ”（cut away）は、ぐっと横に開かれたようなかたちの襟。ネクタイを締めないひとがふえてきたなか、襟先の羽が横に開いているカッタウェイは、鎖骨のところでうまく留まってくれ、襟の開きがひじょうに美しく見えます。もちろんネクタイを締めても、格好よくきまります。このカッタウェイシャツの素材には、「オックスフォード」をえらびました。といっても、粗い印象のカジュアルなものではなく、海島綿とスーピマ綿の交配種であるマスターシードコットンの糸を細くつむぎ、やわらかく織っていますから、とてもソフトな感触。ちなみに、生地をつくる工程は、日本国内でおこなっています。それをイタリアに送り、ボレッリ社が縫製。かたちは、まったくのイタリア仕様ではなく、メンズのシャツはフィット感が大切であると、日本人の体型に合うスタイルを採用しています。