カシミアは、
繊維が細ければ細いほど、そして長ければ長いほど、
やわらかく、なめらか。
同時に、それが高品質の証しであるとされています。
一年をとおして寒暖差のが激しく、
自然環境のきびしい内モンゴルという土地では
「細さ15ミクロン前後、長さ38ミリ以上」という、
世界的に見ても最高級にランクされるカシミアが育ちます。
「SUOMIの森」からおとどけする、
「カシミアのボーダーシャツ」「カシミアのパーカ」
「くまのマフラー」。
そして、センチメンタルテリトリーの「本式マフラー」。
ことしの「ほぼ日」のカシミアも、これまで同様、
あたたかさ、なめらかさ、かるさ、やわらかさ。
すべての面において、最高レベルの品質をほこる
貴重な内モンゴルのカシミアだけで、できています。
ご存知のかたも多いかもしれませんが、
カシミア製品については、一昨年あたりから、
偽装問題がメディアで取り沙汰されてきました。
「カシミア100%」と表示されているのに、
他の素材が混じっていたり、
なかには「カシミア70%」と表示された製品に、
まったくカシミアが入っていなかったという
きわめて悪質なケースもあったようです。
この問題は、おもに、
生産過程で行われる、他の獣毛を混ぜるなどの不正行為を
見抜くことが難しい、ということに起因しています。
買い付け、紡績、縫製というように
1枚のニットができあがるまでに、
たくさんの会社の手を経ることが、ほとんどなため、
どの段階で他の獣毛が混入されたか、わからないのです。
そこで「ほぼ日」でカシミア製品をつくるさいには、
原毛の買い付けから縫製まで、
すべての工程を手がけることができる、
信頼のおける工場で、一貫生産をおこなっています。
一昨年には、実際に内モンゴルの工場を訪れ、
カシミアがどこのヤギからとられ、
どうやって製造されているのか、そのプロセスを、
自分たちの目で、すべてたしかめてきました。
これらのことにくわえて、ことしも、
専門の第三者機関である「財団法人毛製品検査協会」に
科学的な検査をお願いし、
「100%、本物のカシミアである」という
証明書を発行していただきました。
「ほぼ日」のカシミア製品は、
正真正銘、内モンゴルでとれた高品質のカシミアを
まちがいなく、100%、使用しております。
どうぞ、安心して、おたのしみくださいね。