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2004年版、2005年版にひきつづき、
明治時代からつづく、
浅草の伝統革職人の三代目、
菅原孝さんをはじめとした、
「高級革小物製品」を
専門の技術の高い職人さん数名で、
1枚1枚丁寧に手づくりで作りあげた
革カバーをお届けします。

「ほぼ日手帳」の革カバーは
手帳本体が開きやすように、
そして、手になじんで持ちやすいようにと、
手帳本体をやさしく包む、
やわらかい『牛革』を使用しています。



〈きざみ〉
より上品な仕上がりを
実現するために、四隅の部分を
手で少しずつ寄せていく、
日本の職人さんならではの
技です。
〈へり返し〉
一方のへりを他方のへりの上に
覆いかぶせる縁取りの接着方法。
こちらも、日本の職人さん
ならではの技です。

牛革といっても、なめし方によって、
仕上がる「革」の硬さや風合い、強度はさまざま。
「ほぼ日手帳」の革カバーは、よりやわらかく、
深みのある風合いを表現するために、
植物の樹皮や葉などから抽出した渋(=タンニン)でなめす
「タンニンなめし」を施しております。

タンニンなめしを行なった後、
いくつもの工程を経て、
「仕上げ」の工程に入ります。
「仕上げ」の工程では
革全体の色ムラや表面の保護と
質感等を高めるために、
染料が含まれたコーティング剤を使用して
表面を加工します。

この「仕上げ」の工程を、
どの程度行なうかによって、
その革の「質感」が決まります。

2006年版の革は、
「オイルコーティング」で
仕上げをしております。
お使いいただく前から、
牛そのものの血すじ、シワ、
小さなキズ、黒っぽい点、
色ムラなどが見られる場合があります。
あらかじめ、ご了承ください。
全国ロフトのうち、17店舗で、販売しております。
(革の取り扱い店舗は、こちら。)
お時間がありましたら、
革カバーを取り扱っている店舗にて、
直接、表面の質感を見ていただくことを
おすすめします。
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