「ほぼ日手帳2005」の
“糸かがり製本”の秘密は、
「背の部分の強度」に、深く関係しています。
背の部分にどういう工夫をしているかと言いますと‥‥

背の部分に
寒冷紗(上製本用繊維テープ)を糊付け。
 
さらに、背の部分にボンドを流し
タック紙を貼る。
 
さらに約300度の熱を通して
ボンドを再度溶かすことにより、
本体・寒冷紗・タック紙の接着強度アップ!
 
ページ落ちしにくい手帳の出来上がり!!

「寒冷紗」は繊維ですので、
ボンドを良く通し、紙によく馴染みます。
そこにさらに、「熱」を加えることによって、
本体と表紙、背の部分の強度があがるんです。
現在、この熱をくわえる機械自体が、
とっても少なくなっていて、
なかなか見られない、かなり特殊な製本方法です。

お使いいただく使用頻度は、その人それぞれですので、
100%絶対にこわれない、ということは
お約束できないのですが、
この製本によって、かなり強度は高くなっております。
(c)2004 Hobo Nikkan Itoi Shinbun このウインドウを閉じる