印刷物から映像まで幅広く活躍する
グラフィック・デザイナーの大原大次郎さんによるデザインです。
質感のあるプリントで刺し子ふうの点線を再現しました。
立体感のある刺し子のような点線は、
「白顔」(はくがん)という技法でのプリント。
Tシャツなどではなじみのある印象ですが、
タオルのガーゼ面のような目のあらい布地では
ちょっとめずらしい手法かもしれません。
さらに、通常の平織りではなく、
2色に先染めした糸を、縦横に1本おきに配置して
平織りにすることで、
独特な織り柄のニュアンスがうまれました。
これは大原さんの「手染めの綿や、
洗った藍染めのような印象にしたい」
というディレクションをもとにしたもの。
ガーゼとパイルをつなぐ「接結糸」の白い糸が
ところどころ、顔をのぞかせているのも
かわいいポイントになっています。
この、いままでの「やさしいタオル」にはなかった、
男の子っぽいデザインを担当したのは
大原大次郎(おおはらだいじろう)さん。
いまをときめくグラフィック・デザイナーです。
得意とするタイポグラフィ(文字)と言葉あそびをいかし、
サイズごとに「BATH」「FACE」「HAND」の
アルファベットを配置。
シンプルなのに、とても個性的ですよね。
大原大次郎さんと横尾香央留さんがつくった
「YさんとOさんのABCワッペン」も、
ぜひあわせてどうぞ!
■大原さんのHP