リネン100%で
パイルとガーゼの二重織りにし、
最新の織機で織ると、
リネンの糸に伸びがないために、
ぷちぷちと、切れてしまうことに!
そこで、タオルを織るにあたっては、
ベルギー産の太いリネンの糸と、
細いコットンの糸を撚り合わせ、伸びのある
“リネンコットン”の糸をつくり、
古い織機をつかって、
ゆっくり、ていねいに織ることに。
そして、織機のことなるタオルケットは、
パイル面、ガーゼ面のタテ糸に
コットンを使うなどの工夫を重ねて、
このタオルとタオルケットができあがりました。
ちょっと専門的な話になってしまうのですけれど、
表示の上では、混率が麻18%と低くなっています。
けれどもガーゼ側だけの混率でいうと、
タオルは、リネンが71%、
タオルケットは、リネンが67%。
(織りの技術の関係で、タオルとタオルケットは、
ほんのすこし、糸を変えています。)
さらに、使っているリネンは、
コットンの約2.5倍の太さがありますので、
ガーゼ面で肌に多くふれるのは、リネン。
リネン特有の熱伝導率の高さで、
ひんやりとした、ハリのある
さわりごこちとなっています。
細いコットンが、リネンにまきついていることが、
リネン特有の毛羽立ちを抑えることにつながりました。
タオルも、タオルケットも、
パイルに使っているのは、
「やさしいタオル」でおなじみになった、
スーピマコットン+LA加工の糸。
しなやかでやわらかく、
光沢とハリのある素材です。