正解です!

「坐ることを拒否する椅子」

陶製の低くまるいスツールで、座面に顔の彫刻が施してあり、眼があったりギザギザしていたりで、すんなりとは坐れない作品。「椅子なんてものは、坐っている時間より、部屋に置かれて、見ている時間のほうがずっと長い」とTAROは言う。仕事や勉強のための椅子は機能的であるべきだが、生活空間にあるものは、心を刺激していきいきさせるようなもののほうがずっと大事であると考えていた。ひと休みできれば、それでいいのだ。青山の岡本太郎記念館の庭には、この椅子がいくつかあり、自由に坐ることができる。

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