『明日の神話』公開がはじまり、
もうすぐ夏休みを迎えます。
たくさんの子どもたちが『明日の神話』を観て、
大きくなったときに
憶えておいてくれるといいな、と思います。

ここで、大切な人に
TARO MONEYを渡しそびれていることに気がつきました。
「なんだ、これは! みんなのTARO Tシャツ」
お世話になった、スタイリストの伊賀大介さんです。

伊賀さんは、岡本太郎さんの著書『今日の芸術』
50冊以上買って、会う人会う人に配りました。
「みんなのTARO Tシャツ」も、同じように
会う人会う人にデザインしてもらいました。

TARO MONEYを配り、広める方として
ぴったりなのではないでしょうか!


ほぼ日 伊賀さん、お久しぶりです。
これが、TARO MONEYなんですが。

伊賀 おおー、いいっすね!
見ただけで、作り込んである感じがわかる。
ご利益がありそうですよ。
お財布に入れたり、
お賽銭とかにしたら、もうバッチリ!
ほぼ日 現金より
願いが叶うかもしれませんね。
伊賀 だっけど、これは、
モロ、イトイさんっぽいなあ。
おもしろがれるヤツに渡せ、
ってことでしょう?
そして、渡されたそいつが
「のれるか?」
ってことでしょう?
どうしても、おもしろい使い方しよう、って
思っちゃいますよ。
ほぼ日 じつは、自分で
10 TAROをペンダントにしたんですが、
もうふたつも、チェーンごと、
落としちゃっています。
ペンダントにしては落とす、
ペンダントにしては落とす‥‥
伊賀 それは、落とす運命にあるんですね。
誰かが拾って
「これ‥‥太郎じゃん?!」
って言ってる!
それって、すごい、いい。
ほぼ日 なんだか、TARO MONEYは
いつも飛び出そうとしているような感じもします。
伊賀さんにはこれを
どんどん配っていただきたくて。
伊賀 じゃあいま、
とりあえず1セット買いますよ。
はい、2000円ですよね?


ほぼ日 『明日の神話』のために使います。
ありがとうございます。
TARO MONEYのページで
小さな封筒がダウンロードできるので、
これを作ってまわりの方に配ってください。

では、みなさん。
伊賀大介さんによる
TARO MONEYポチ袋作り教室です。


パソコンで小分け用封筒をダウンロードして、
プリントアウトする。


はさみで切り抜きます。


点線部分を山折りにして、


のりしろにのりをつけて、
ペタッと貼り合せます。


できあがり。


友だちに渡すTARO MONEYを1枚
切り離すため、ビニールから出します。
TARO MONEYのウラに書いてある
メッセージを読みます。


「えい、えい」と1枚切ります。


そうこうするうちに
我慢できなくなって、


パッケージを開封。
あああ、友だちにあげる分を
自分のものにしてしまう、伊賀さん。


携帯で自分の名前を登録。
「伊賀大介」
たしかに3571番目
お名前が入りましたね。

ほぼ日 伊賀さん、封筒のしあがりが、
とってもきれいです。
さすがはスタイリストですね。
伊賀 ふだん、こんなことばっかり
やってますからね。
縫いものをしますので、
はさみもすごく使うし。
地に足ついたアナログな作業は得意です。
ほぼ日 伊賀さんが先導してくださった
「みんなのTARO Tシャツ」の利益は
メキシコから日本へ
『明日の神話』を輸送する際の費用に
なったわけですが。
伊賀 敏子さんにお会いしたり、
これまでのいきさつや、
平野さんがメキシコに行かれたことを
知ってはいるけれども、
でも、心持ちは、
ふつうに、みんなと変わらないです。
自分が仕事で
ポスターとか、スタイリングにかかわっていても、
撮影と世の中に出るときとでは、ちがうでしょ。
仕事が渋谷駅でポスターになって
バコーンと貼られてるのを観ても
「へー!」と思う。
そんなふうに、はじめて公開を知ったみたいな
気持ちになっています。
観たい舞台の初日みたい。

伊賀さん、TARO MONEYを
『今日の芸術』くらい
たくさんの人に配ってくださいね。

では、みなさまからのメールを
ご紹介します。



1TAROを1セット、
申し込みさせていただきました。
早く代金が支払いたい!
物を購入して、
代金を早く払いたいなんて思ったの初めてです。
(きゃっほ)



TVの序幕特番は仕事で観ることは出来ず、
録画予約すら忘れてしまいました。
翌日、友人とあったのですが、
そこで彼女がふいに太郎さんの話を始めたのです。
聞いてみれば、TVをつけたら特番が始まるところで、
軽い気持ちで観始めたそうです。
ところがすっかり入り込んでしまい、
何度となく泣きそうになったとか。
ここぞとばかりに、
財布に入れているTARO MONEYを見せたところ、
手にとってじっくり見だして興味津々。
家族以外にあげるの初めてで、
すっごく嬉しかったです。
そんな彼女と一緒に「明日の神話」を
観に行きたいと思います。
(sako)



なんなんでしょうか、このパワー!
わけがわからないんですが、とにかく圧倒されました。
壁画に向かい合うような形で、
敏子さんと太郎さんの写真。
涙がだらだらでました。
よくわかりません、この感動。
どうして私は泣いているんでしょうか。
TARO MONEY買って、ほんとよかったと思いました。
わけのわからない感動を
どうもありがとうございました。
(naoko)



土曜日から月曜日まで、
2泊3日の東京旅行に行きました。
3回『明日の神話』を見に行きました。
羽田について、友達と会う前に一度。(土曜日)
国立博物館に若冲を見に行ったあとに、
友達と一度。(日曜日)
帰り際、浅草見物もそこそこに猛ダッシュで、
一人で一度。(月曜日)
‥‥我ながらアホやなぁ、と思いますが。
悲しみで胸が押しつぶされそうになるような、
それでいて楽しく踊り出したくなるような、
どちらに転んでも
どうしようもなく泣きたくなるような
気持ちになる壁画を、何度でも、見たくなって。
8月にも東京に行く予定があるので、
また見に行きたいと思います。
(摂津国在住・みそすぎ。)



わたしたち「ほぼ日」スタッフも、
『明日の神話』を観に、
ちょくちょく汐留に足を運んでいます。
先日も、ふらっと行ったら、
壁画を間近で観るための列に並んでいる人の中に
「『明日の神話』日本大移動追っかけ中継」
お会いした、「ほぼ日」読者の「はるちゃん」さんが!



すごい偶然に、お互い驚きました。
みなさん、TARO MONEYを手に
『明日の神話』を観に行かれた感想など、
どうぞお寄せください。


2006-07-20-THU


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