前回につづき、
マジシャンの前田知洋さんに、
TARO MONEYを使ったマジックを
ご披露いただきます。
つぎつぎに繰り出されるマジックに
間近で見ているスタッフは大興奮。
今日は、錯覚を使った
コインマジックからスタートです。
前田
最近は、カメラワークやCGなどを利用した
マジックが流行っています。
ま、マジックとしては邪道だとも言われるのですが、
ちょっと、やってみましょうか。
──
ここで?
前田
そうです、このカメラで。
みなさん、まずは
僕の生の姿を見ないで、
カメラのモニターを見てくださいね。
いいですか?
では、カメラのモニターと同じ画面
(つまり正面から撮影した映像です)
を動画でごらんください。
糸井
あーーーーーーー!
前田
このマジックでゆかいなのは、
小さなものに大きなものが隠れる、
ということなんです。
このマジックが
どんなしくみになっているのか、
おわかりになりましたか?
前田さんによる解説をどうぞ。
前田
じゃ、次、いきますか!
一同
ええ? すごい!
まだあるんですね。
もう憶えられないけど!
糸井
うちのスタッフには
「布団」しか憶えられません!
前田
もう憶えるのはないですよ(笑)、
安心して見ていてくださいね。
次のマジックは、
何度見てもどうなっているのか
まったくわかりません。
ほんとうに不思議です。
みなさん、動画でごらんください。
一同
シーン。
糸井
‥‥すごい。
すっごいなあ!!
前田
ありがとうございます。
──
はー‥‥、なんだか
怖かったです。
前田さん、これからもTARO MONEYを
マジックの小道具として
お使いくださいね。
前田
僕は、マジックをやったあとに
マジックで使ったトランプなどを
お客さまにできるだけ
さしあげるんです。
それは、お客さまが
マジックを見たときの感動を
どなたかに伝えるときに
役に立つかな、と思うからなんです。
マジックを見たときの思いを
誰かに伝えようと思っても、
聞いている方は想像だけなので、
「ポカーン」としてしまうことが
よくあるらしいのです。
ですから、
「このトランプで、指をならしたら
印をつけたカードが出てきたのよ!」
と、お客さまが話をしやすいように
マジックが終わったあとに
使ったものをお渡しするようにしているんですよ。
これは、マジックの世界には以前からある、
すごく古くさい
コミュニケーションの手法なんですけどね。
TARO MONEYなら、
マジックが終わったあとに
お客さまにさしあげる意味も大きいから
とてもうれしいんです。
糸井
十円をあげても、なんかこう、
感じが悪いですもんね。
前田
そうですね、ほんもののお金だと(笑)。
そういう意味で、TARO MONEYはぴったりです。
‥‥あ、いっこ思い出しちゃった。
もうひとつ、マジックやっていいですか?
──
うわ、いいんですか。
ありがとうございます。
前田さんのマジック、次回につづきます。
TARO MONEYを2セット以上買った人なら
どなたでもできるマジックですよ。
どうぞおたのしみに。
2006-08-11-FRI
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