本日2006年8月31日19:00、
岡本太郎作の『明日の神話』は
汐留での一般公開を終えて
倉庫に入ります。
次の行き先は、決まっていません。
受け入れ先が決まって
その場所に設置されるまでは、
誰の目にもふれず、保管されることになっています。

『明日の神話』再生プロジェクトの
平野さんがおっしゃっていた
設置場所の条件は、次のようなものでした。

1『明日の神話』をきちんと鑑賞できる場所
 (建物の大きさが充分かどうか)

2『明日の神話』を置く物語がある場所
 (みんなが「ここがぴったり」と思えるかどうか)

3『明日の神話』を未来永劫大切にしてくれる場所
 (壁画が何百年先も生き残っていけるかどうか)

『明日の神話』をごらんになったみなさんに
「ここに置かれてほんとうによかったね」
と思っていただけるような場所を
じっくりさがすことができるように、
TARO MONEYのこれからの寄付は
『明日の神話』を保管する倉庫のお金に
充てていきたいと思っています。

TARO MONEYの考案者である糸井重里は、
「『明日の神話』の8月31日は、
 フィナーレと書いて出発だ
と言っていました。
TARO MONEYも、
あたらしく走り出した『明日の神話』の
うしろを追うようにして、
これからも販売をつづけていきたいと思っています。

こままでTARO MONEYで
『明日の神話』を応援してくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございます。
これから『明日の神話』が生んでいく物語は
TARO MONEYを手にしているみなさんをまんなかに、
つくられていくのかもしれません。
これからもいっしょに
お神輿をかついでいただければうれしいです。
よろしくお願いします。

これまでの寄付は、以下のようなものでした。

寄付第1回目 450万円


『明日の神話』を運ぶ木箱代と
修復のための筆代になりました。


寄付第2回目 400万円


『明日の神話』修復に不可欠だった
人工太陽灯と実体顕微鏡の費用になりました。

そして、第3回目の寄付は
『明日の神話』を保管するための
数年分の倉庫代
としたいと思います。

あたらしく出発を迎えた『明日の神話』に
TARO MONEYが
どんな寄付ができたのかを
ひとまず8月31日24:00の時点で集計をして
後日みなさまに
お伝えしていきたいと思っています。

今日、『明日の神話』は出発です。
そのようすを見守りたいみなさん、
ぜひ汐留に集まりましょう。
くわしくは、こちらのページをごらんくださいね。
それでは、また!


2006-09-01-FRI

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