ほぼ日手帳成功物語。
ある意味で世界一の手帳をつくるバカたち。
「ほぼ日」は、なんでもできる。
それは、ほんとは冗談半分の空元気なのですが、
「できないだろう」というオリコウな態度で
できるかもしれないことをあきらめちゃイケナイだす!
優等生になって頭をなでられるより、
バカのままでいいから、ほんとに欲しかったものを作って
わーいわーいとバンザイしたい。
そういう気持ちで、ぼくらの「ほぼ日手帳」は、
不器用に、しかも、かっこよく、できあがっていく!

祈りをこめて、図々しく。
『成功物語』ってタイトルにしちゃったもんね。

<長めの前口上>

◆ひさびさのマーケティング部の出番です。
いままで、さまざまな調査をしてきましたが、
「ご意見をうかがう」というところにとどまって、
市場に出る商品の現物に結実するところまで、いかない。

(いずれは、変化していくだろうと思うけれど、
 当然のことながら、ひとつの商品ができるまでには
 無数の事情や手続きがあって、
 大きな企業の大きな商品ほど、複雑なのですね。
 でも、「ご意見」は役には立ってる、と信じたい。
 その気持ちは、ぼくも同じなんですが、
 調査会社による莫大な経費をかけた「ご意見」でも、
 どこがどう役に立ったかわからないくらいだしねぇ)

◆ところが、調査がハッキリ役に立つというケースがある!
例えば、「ほぼ日」がやる「予約販売」なんてのは、
調べたいデータがそのまま発注の数なんだから、
役に立つに決まってる、わけですよね。

今回「ほぼ日マーケティング局」がひさびさに
しゃしゃり出てきたのは、
「調査せざるを得ない」問題があるからなのです。

「みんなにきいてみて、
評判が悪いようだったらあきらめる!」
そういう企画が生まれてしまったのです。
なぜそんなに弱気なのかといえば、
少ない数じゃぁ作れないから、という単純な理由です。

さて、本題です。

◆「ほぼ日」編集部が、ほしい!作りたい!と騒いだのは、
【ほぼ日手帳】という新しいグッズの企画です。

「ほぼ日ストア」に、HOBOP&HOBOTの後、何を置くのか
ということについて考えていたときに、
いつものように「ハンコ」だの「洗面器」だのというような
くだらない思いつきが出てきたのですが、
ふと、かつてはちゃんとしたお笑い企業の「じゃーまね」を
していたROCK=傷心=西本が、
「手帳がほしいですねー」と、怖い顔して言ったのです。
そこから話し合いが始まって。

・普通の21時くらいまでしか書き込めない手帳は、
 仕事時間がボーダレスになっている時代に不便。

・いろんなものを挟み込むのに、いままでの手帳は不便。
 かといって、システム手帳は大きすぎる。

・「ほぼ日」のメンバーであるという誇りあるような、
 そうでもないようなオリジナル手帳は、世間にない。 
 (当たり前でしょうが!)

というような意見が出て、作るっぺ作るっぺ、
ってなことになったのでした。
その後も、採用するかどうかは別にして、
「こんな要素を付けるとうれしい」
という意見がありました。

・色々入るビニールポケットつき
(500円玉、はんこ、切手、薬入れ、バンドエイド1枚
 つけヒゲ、おりがみ、シール、緊急用小銭、名刺)
・専用ペンもほしいぞ。
・履歴書欄
(これを写せばいちいち年号とか思い出さなくて便利)
・ダイエット法
・パスワードのひかえを書くところ
・ミニ知恵袋
・セフティ・マッチ氏の金言集
・ポストイット
・地下鉄路線地図
・のれん会リスト
・ものさし、 ぶんどき
・社歌
・年号早見表
・ページいっぱいの円周率

なんてとこまでで、ストップしているのですが、
さてさて、「ほぼ日」読者のみんなは、
こういうような「ほぼ日手帳」ってもの、ほしいかなぁ?
ということを、問いかけてみたいのであります。
早い話が、いらないって人が多かったら、数も揃わないし、
作れないわけですから、訊いてみる必要があるわけです。

以下のテキストをコピー&ペーストしてメールで、
ご意見をお寄せください。
タイトルは、必ず「ほぼ日手帳」として、
宛先、voice@1101.com  にメールをくださいね。

どうなるんだろう?手帳の運命。

_________キリトリ線_____________

1.以下、不要な項目を消してください。

・「ほぼ日手帳」とにかくほしい。

・「ほぼ日手帳」かなりほしい。

・「ほぼ日手帳」内容によってはほしい。

 その場合、どんな内容が必須条件でしょうか?
 ご自由にお書きください
(                      )


・「ほぼ日手帳」ほしくない。


2.その他ご意見などありましたら、お書きください。

2001-05-02-WED

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