バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
2003年、フランスに単身で渡り、 現在はパリを拠点にヘアメイク&フォトエッセイストとして 活躍しているとのまりこさんが、 愛犬のバブーくん(アイルランド出身)を相棒に、 パリ暮らしのちょっとびっくりな出来事や、 へぇ〜っと感心する習慣などなど(*)をお届けします。 *もちろんすべてのフランス人やフランス全土に共通しないこともあります。 週に1回、でも気まぐれにもっと更新するかも? すてきな写真とともに、おたのしみください。 Amusez-vous bien!

 
とのまりこさんと バブーくんのプロフィール
 


   

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角度を表す記号も、
フランスではちょっと違う?

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角度を表す記号も、
フランスではちょっと違う?

バブー

日本は来週から新しい年度がはじまり、
新たな学年や生活に進む人が
いっぱいの時期だけれども、
フランスは年度末へのスパートがはじまる
後半戦の真っ盛り
(フランスの年度末は6月だよ!)。

フランスの小学校3年に通う
ボクの弟分プチモンスターも、
お勉強もちょっとずつ難しくなってきて、
毎日のようにテストがあるから
いやいや?!一所懸命勉強しているよ!

とのまりこ

今週の算数のテストのひとつ。
それは直線、並行、角度、直角などの範囲。
その中でちょっと奇妙なものを発見。

アルファベットの上に載っている
山のような形の記号です。
フランス語で使われるアクセント
『ô â î』
(アクサン・シルコンフレクスと呼ばれる
山型アクセント)
と同じ形のものを発見しました。

フランスの算数に登場する「角」の表し方はこんな感じ。
「∠(角)xOy」は「xOy」の上に帽子のような屋根をつけた記号に

バブー

なんとこれが、フランスでは
角度を表す記号なんだって。
 日本の算数では、「角A」だったら
「∠A」とするじゃない??
 フランスではアルファベットの上に
ちょこんと屋根を乗せる
「Â」を使うんだって!

こちら息子の算数のノート(ちなみに教科書がなく、
全て先生が用意するプリントをノートに貼っていく形式)。
ABCDの上に付いている山「∧」が
全部「角」を表しているのですが、
文章の中に入ると、なんだか印刷ミスみたいに見えて、
わかりにくくないですか?!

とのまりこ

位置の違いなのに、
慣れてないととてもわかりにくい!

例えば「角ABC=60度」というのは
日本では「∠ABC=60°」 
ところがフランスでは「ABC」の上に
屋根がかぶっているみたいな記号「∧」を
書いて表すんだそう。

全然「角」っぽくなくて、
何度見ても母混乱。
しかも日本バージョンの角記号は
「角A」だろうが「角ABCだろうが」
同じ大きさの「∠」だけど、
フランスバージョンは上にのせるから
1文字か3文字かで大きさが
びよ~んと変わって、なんだか気持ち悪い。
なんで国によってこんなに違うの。
と、教えにくいこと山のごとしです‥‥。

右の赤丸の「角」を示す「∠IOJ」は
左の赤丸で囲ってあるように
3文字の上に屋根をつけるのですが、
なんだか「∧」の幅が太っちょになるし、
わかりにくい気が‥‥。
そしてこれはパソコンのキーボードで出せるのかしら‥‥
というのが私の今の最大の疑問です

バブー

「これって、フランス語の山型アクセント
『アクサン・シルコンフレクス』
(ex: î ô â)とかと同じ形だね!」
と聞くと
「そうだよ、プティ・シャポー
(=小さな帽子)』をかぶるんだよ」
と、プチモンスター。

学校の先生も
「ここにシャポーを忘れずに!」
って教えていたらしいよ。
慣れてないボクたち、
何度見ても「角度」に見えないんだけど、
これもきっと慣れだよね。
子どもたちにとっては「小さな帽子」
の方が覚えやすいのかな?!
みなさんはどっちの方がわかりやすい?!

それでは今週も、楽しい1週間を!

パリにも桜咲いてます。足を止めて写真を撮る人もいっぱい♪

 

*とのまりこさんの本*


「シンプルシックで心地よい暮らし
パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」
出版社 : 世界文化社
発売日 : 2021/5/29

 

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

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