オガー |
みなさんこんにちはー。
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りか |
あのー、いつも同じような始まり方は
いかがなものかと思いつつ、
ちょっといいですかー?
またアロハ選手の読み違いに
びっくりしちゃいました。
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オガー |
またかいな。
ほんとに、読者のみなさんは
「そんなに読めないの?」って
あきれてしまわれるんじゃないかしら。
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ゆーないと |
やー。けっこうあっしも
びっくりでしたよ。
こう、真似できないというか。
レベルが違うというか。
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オガー |
で、どうしたの?
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ゆーないと |
あっしとりかさんがー、
今週の「生姜」の解説、ヨメナ語が
いっぱいあるねって話してたら‥‥、
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りか |
アロハちゃんがやって来て、
「生姜」を見て‥‥
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ゆーないと |
「なまむぎ(生麦)」?
‥‥って!!
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アロハ |
いやん。
ヨメナ語っていうより、
読みまつがいでしょ?
単語だとまつがえちゃうのよん。
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オガー |
‥‥おいおい、照れてる場合か!
先週といい、漢字を見る目が
雑すぎるわ!
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アロハ |
ちゃんと文脈があれば、
たぶん読めます!
たぶん、だけど。ぷい!
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りか |
これで、ビジネス文書は得意なんだから
不思議よね〜〜。
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オガー |
「オトナ語の謎」のときも、
ばしばしオトナ語を
投げ飛ばしてたもんね〜〜。
よ!「ほぼ日」の「課長 島耕作」!
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りか |
「サラリーマン金太郎」!
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ゆーないと |
「プロゴルファー猿」!
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アロハ |
てへへへ。
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ゆーないと |
‥‥ごめん、
ほめてないと思う。
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りか |
島耕作さんは、もう課長じゃなくて
取締役だしね!
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オガー |
それは関係ないでしょ。
ところで気になるのは、
「生姜」の解説がどうとか?
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アロハ |
これこれ。
「生姜」
南アジア原産。日本には天平以前に渡来。
葉は披針形で、基部は長い鞘となって
互いに巻き合い仮茎を作る。
根茎は淡黄色で数個の塊をなし、
独特の芳香と辛みがあり、
食用・香辛料とする。
健胃・鎮咳などの薬用にもする。
三省堂『大辞林 第二版』より抜粋 |
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ゆーないと |
ちょっとむりくり読んでみるとぉー、
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披針形→はしんけい
基部→きぶ
鞘→たこ
仮茎→かけい
根茎→こんけい
淡黄色→たんおういろ
塊→こん
芳香→ほうこう
健胃→けんい
鎮咳→ちんせき
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なんすけど、難しいっす! |
オガー |
半分あってますねえ。
「たこ」って。
正解はこちらですー。
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披針形=ひしんけい
鞘=さや
仮茎=かけい
根茎=こんけい
淡黄色=たんこうしょく
塊=かたまり
芳香=ほうこう
健胃=けんい
鎮咳=ちんがい
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りか |
え!!
「淡黄色=たんこうしょく」?
「たんおうしょく」だと思ってたー。
もしこの言葉が出題されてたら、
自信満々で、正解見ないで
次の言葉にいくね!
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アロハ |
今ちょっと調べてみたんですけどー、
「淡紅色」も「たんこうしょく」
って読むみたいですよー。
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ゆーないと |
わー。じゃ、口で説明するとき、
気をつけなきゃじゃん!
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オガー |
まー、同音異義語ていうのは
日本語の特徴の一つだけどね。
これはうっかりできないね。
今も「ほぼ日グッズ」の会議を
進めてるんだけど、
「淡紅色」と「淡黄色」は
誤解のないように注意せねば!
黄色でサンプルを発注したと思ってて、
赤いのが来たら困るもんね。
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アロハ |
はーい。
「生姜」と「生麦」といっしょに
おぼえときますわ。
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りか |
そうだよ!
「豚肉の生姜焼き」は
生麦じゃ作れないよ!
いとしのマイダーリンに
「こいつぅ!
(人さし指でおデコをつんっ!)」
って怒られちゃう〜〜。うふ。
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ゆーないと |
‥‥嫁な語? のろけ?
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オガー |
や、のろけというより
呪いがかかっているのだろう‥‥。
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ゆーないと
&アロハ
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こわっ!!
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