オガー |
ほぼにちわー。
「読めない土曜の女たち。」です!
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アロハ |
もう8月も終わりですねえ。
学生じゃなくなってから
ずいぶん経つのに、
夏休みの終わりごろって
切ないんですよ。
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りか |
そいえばゆーなちゃんは、
誰もやれって言ってないのに、
「夏休みの目標、
これまで出たヨメナ語を
全部覚える!」
って言ってたらしいじゃない。
この前夏休み、とってたよね?
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ゆーないと |
どきン!!
いや‥‥お休み中に
成長したかったんすよ。
子供の頃の夏の目標、
水泳10キロメートル泳ぐとか!
自由研究で虫百匹つかまえる、
とかみたいに!
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オガー |
つまりー、
最初にでっかい目標を
立てすぎるわけだ。
んで、できなかったんでしょ!
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ゆーないと |
おーいおいおい(泣)。
一瞬の夢を追いつづける、
どーせあたいは夢喰い虫さ。
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りか |
でもたしかにねえ、
「これまでに出てきた
『ヨメナ語』一覧」を
見てご覧よ。
もう1200個くらいあるんだよ。
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アロハ |
せせせせんにひゃく!!!
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オガー |
そう。
単純に言って、
1日10個覚えても、
4ケ月かかりますね。
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りか |
その4ケ月の間に、
また増えますし。
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ゆーないと |
きぇぇぇぇ〜〜。
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オガー |
まあ、ムリして覚えなくても、
毎日少しずつ楽しみながら
おつきあいくださいね、
ってかんじですよ。
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アロハ |
ほんと、始まってから
10ケ月になりますけど、
日本語って、奥深い! おもしろい!
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りか |
そうそう。
この前いただいたこのメール見て、
オガーと盛り上がっちゃったのさ。
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=
嫁なガールズの皆様、こんにちは。
いつも楽しく
拝読させていただいています。
今日はここ数年ずっと、
「??」と思っていたことを
書いてみようと思います。
「数珠」(じゅず)って漢字が
どーしても腑に落ちないんです!
なんで「数珠」なんでしょう?
そのまま読むと
「すうじゅ」ですよね。
「じゅず」なら
個人的には「珠数」の方が
ぴったりくるように
思うのですが‥‥。
何年か前にあれ? っと思ってから
ずっと気になっています。
(有明) |
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ゆーないと |
よよよ「嫁なガールズ」!
嫁はひとりしかいないのに!!
ていうか、嫁なのにガールズ!
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りか |
きゃ☆
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オガー |
これこれ。
「数珠」でしょ、問題は。
たしかに、そうなのよ。
ニホンゴ、ムズカシイネー。
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アロハ |
ちょっと調べてみたら、
なんと、「数珠」は「珠数」とも
書かれるそうです。
読み方も、
「じゅず」以外に「ずず」が
あるそうな。
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ゆーないと |
へ〜〜。
「数珠」は
「ずじゅ」が「ずず」になって
「じゅず」になったのかな?
とか、想像しちゃいますわ。
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オガー |
そういえばこういうの
いくつかありますよね。
「山茶花」は、
「さざんか」って読むけど、
字を見ると「さんさか」って
読みそう。
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アロハ |
わたしはね、「舌鼓」!
「舌鼓を打つ」、って言うでしょ?
「したづつみ」、
「したつづみ」、
どっちでもいいらしいんだけど、
ほんとはどっちなの??
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ゆーないと |
あ、それを言うなら、
今話題の「電車男」の舞台、
「秋葉原」!
きいたんすけどー、
「秋葉神社
(あきばじんじゃ)」が
あったから、
秋葉原って地名になったんしょ?
なのに、「あきはばら」て
名前なのは不思議っす。
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りか |
わたしがいつも
みょ〜な気持ちになるのは、
「新しい」と「新た」。
「あたらしい」と
「あらた」って、
逆転してるでしょ。
一体なんのはずみで、とか思う。
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オガー |
あーー、思い出した。
それと逆なんだけど、
「おざなり」と
「なおざり」は、
似てるじゃん?
意味も似てるじゃん?
だから、同じ言葉で
読み方がふたつあるのかと思ったら、
「御座成り」と「等閑」で、
違う字だったんだよー!
軽く驚いた!
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アロハ |
意味、まったく同じなんですか?
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オガー |
うーんと、ざっくり言うと、
「御座成り(おざなり)」は
いいかげんに相手すること、で、
「等閑(なおざり)」は、
相手しないでほっとくこと、かな。
●御座成り(おざなり)
その場逃れに
いいかげんな言動をする・こと(さま)。
「―な言い訳」「―な返事」「―を言う」
三省堂『大辞林 第二版』より |
●等閑(なおざり)
(1)真剣でないこと。いいかげんにして、
放っておくこと。また、そのさま。
(2)深く心にとめないこと。
あっさりしていること。また、そのさま。
三省堂『大辞林 第二版』より |
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りか |
あー、たしかに、
ごちゃごちゃにしてた。
そういう字なのね。
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オガー |
ま、それはさておきー、
「数珠」、「舌鼓」、「山茶花」、
「秋葉原」、「新しい・新た」。
これらの読み方が
ひっくり返ってたりする理由は、
やっぱり
“誤用だったがいつの間にか
よく使われるようになった”、
とか、そういうことなのでしょうね。
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りか |
あー、はい。
前にもでた話題ですね、
“言葉は変化する”。
これも学問の一分野だから、
今ここでわたしたちが
気軽にああだこうだ、
結論ををいうことは
もちろんできないけど。
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アロハ |
とにかく、
私たちがしゃべってる言葉は、
江戸時代や
その前の平安時代とかと、
明らかに違いますもん。
ちょとずつ変わってきたんですよ。
「言いまつがい」でよく聞く、
「雰囲気(ふんいき)」を
「ふいんき」 と読んじゃうなんてのも
100年経ったらそっちのほうが
よく使われてたりして。
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ゆーないと |
まったくぅ!!
言葉が変化しなかったら、
国語の古文の時間に
あんなに苦しまなかったのにさー。
きっともっといい点取れてましたよ、
古文。
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オガー |
てゆうか、古文そのものが
なくなるんじゃ?
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ゆーないと |
あ、そっか。
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りか |
日本語も、
ひとつの言葉に読み方がひとつ、
永久に変わらないって誰かが決めれば
楽っちゃあ楽だけど、
言葉は文化だから、
変わるのが正しいのかも。
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ゆーないと |
そうだそうだ! 自由がいい!
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アロハ |
新聞や本、テレビ、放送局は、
同じものが同じものを
指し示さないといけないから、
言葉が整っていたほうが
いいですけどね。
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オガー |
うん。
それはその時代時代で
そうしといてほしいわ。
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ゆーないと |
あ!! ねえねえ!!
ナウでアップトゥな変化っすよ!
「うんとこどっこいしょ」を最近、
「うんことどっこいしょ」って、
言わない?
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オガー&アロハ
&りか |
言わない!!
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ゆーないと |
うちらの友だちだけか‥‥。
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オガー&アロハ
&りか |
そんな変化はいや!!!
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