●同じ字で、違う読み方で、違う意味。
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アロハ |
「名代」って「なだい」って
読むんですか。
知らなかったー。
でもあんまり、
声に出して読みませんよね。
お蕎麦やさんののぼりは。 |
りか |
それはそうなんだけど、
今回のポイントは、じゃーん。
「読み方が違うと意味が変わることば」
なのです。 |
アロハ |
えー。じゃあ、
みょうだいとも読むんですかー? |
りか |
そう!
たとえばよその会社に行って、
「部長の名代(みょうだい)で
参りました」
といえば、部長の代理ってこと。 |
アロハ |
あれ?
そのことば、聞いたことありますよ。
「ほぼ日」に来るまでは、
いちおー企業のOLでしたから。 |
りか |
そういえばそうだった。
じゃあ知ってたのね。 |
アロハ |
いえいえ、「命」に「代」で
「命代」=「みょうだい」かと
思ってましたあ。
だってー、
「上司の命(めい)を受けて」
とかいうし、「命(めい)」は
「命(みょう)」とも読むじゃないですか。 |
りか |
うーん。
ちょっと納得しちゃった。
でもまあ、
これから気をつけていきませう。
有名な品は、「名代(なだい)」。
代理の場合は、「名代(みょうだい)」。 |
アロハ |
はーい。
うっかり書き間違えることがなくて、
よかったです。
お蕎麦やさんののぼりも、
「なだい なまそば」って
読めるようになったし、
よかったよかった。 |
りか |
‥‥「なまそば」?
「生蕎麦」は、「きそば」だよ? |
アロハ |
えっ。そ、そんなー。
「なまそばください!」って、
注文してましたよー。
はずかしー。
ちゃんと茹でた蕎麦が出てくるのか、
ちょっぴり不安だったことを
告白します‥‥。 |
りか |
い、いろいろ今回は
よかったね‥‥。
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