●何気なく変換すると、間違えるかも。
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りか |
今回は、めずらしく正解してたね。 |
ゆーないと |
正解、きたー!!
じ〜っくり30分ほど考えたら、
わかりましたよんっ! |
りか |
30分? まぐれじゃないの? |
ゆーないと |
んがっ。
「焼け石に水」的なこと、
言わないでくださいよー。
まあ、こうじゃないかな〜っていう
予想なんですけどー。 |
りか |
それを言うなら、
「水を差す」でしょ。
ま、いいや。
どういうふうに予想したのですか? |
ゆーないと |
ほいほいっ。
あのー、これって、
「逃す」か「逃がす」かが
ポイントっすよね?
でー、
「のがす」と迷う読み方っていったら、
「にがす」でー、 |
りか |
ふむふむ! |
ゆーないと |
ま、あとはなんとなく。 |
りか |
おいおい〜〜!
もう一声! |
ゆーないと |
え〜?
‥‥あ! そうだ。
「逃(に)がす」以外に「に」って読むのは
「逃(に)げる」でー、
つまり、「に」のときは
送り仮名が「がす」なのか「げる」なのか、
書かないと区別できないけどー、
「のがす」は、「のがさない」とか、
えーと、「のがれろ」とか?
「逃(のが)す」や
「逃(のが)さない」で、
「のが」はどれもいっしょだから!! |
りか |
おお‥‥。見分け方として、正解です。
だから、
「逃す」ってかいてあれば「のがす」、
「逃がす」って書いてあれば、
「にがす」で決まりなのです。
「逃がす」は「逃げる」の他動詞ですね。 |
ゆーないと |
ふんがっ。
また「他動詞」とかそーゆー、
心の奥に鍵かけてしまってしまったような
ことばが出てきたっ。
他動詞って、なんでしたっけ。 |
りか |
えっと、目的語を必要とする動詞、かな。
「私は逃げる」ならひとつの文章だけど、
「私は逃がす」というときは、
「○○を逃がす」っていう、「○○を」の
目的語が必要になるでしょ。 |
ゆーないと |
あー、いま、国語の授業が一瞬、
めっちゃフラッシュバックしました。
もう勘弁してください。 |
りか |
ま、いいんだけどさ。
でも、これはちょっとなー、
とわたしが思っているのはー、 |
ゆーないと |
ん、どしました? |
りか |
パソコンのことなんだけど。
「にがす」って打って変換したら、
「逃がす」も「逃す」も出てきたのね。
まあ、
パソコンによって変換辞書は違うから、
わたしだけかもしれないけど。 |
ゆーないと |
に、が、す、と。
変換!
あー、あっしのも、両方出てきますよ。
「にがす」って書きたいのに、
うっかり「逃す」って変換されちゃったら、
「のがす」って読まれちゃうかも? |
りか |
うん、そう。
「のがす」は「逃す」だけなんだけどね。
つまりー! どん!(机をたたく)
パソコンで漢字を変換するのは
とっても便利なことだけど、
こういうこともあるから、
気をつけよう! と、
思った次第でございます。 |
ゆーないと |
ふーん‥‥。
今回は、なんか小学校や中学校の
宿題みたいで、こんなんでいいの?
と思いましたけど、じつは、
パソコンの漢字変換について、
世間に訴えたかったのですね。 |
りか |
ん? いや、
原稿書いてて、発見しました。
で、忘れないようにと思って、
ここでしゃべっとこうかと。 |
ゆーないと |
‥‥ここはりかさんの
心のメモ帳ですか?
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