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今回は、趣向を変えて
タイトルのお気にいりお勧め合戦であります。
前回、言った「ごめんね．」を飲んだのですが、
ごめんねって味じゃなかったよ、
なんで「ごめんね．」なんだろ？
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| ア： |
コミュニケーションに役立ててくださいってことかねえ。
仲直りの印に恋人にわたすとか？ そう考えると、
スナック「いつものところ」的な発想ですな。
『洗濯機は俺にまかせろ』。
映画です。
筒井道隆が出るんだけど、どんな内容なのか
ちっともわからなくて好き。
渋谷のアップリンクにてチラシ採集。
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| よ： |
映画だと古いですが
『馬鹿が戦車でやってくる』ってタイトルが大好きで、
妄想している内容と違ったらどうしようと思って
見るのが怖くて見てません。
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| ア： |
それ、たしかケラさんがうたにしてた。
昔の映画のタイトルっていいよねー。
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| よ： |
あとソ連の
『モスクワは涙を信じない』ってタイトルもイカす。
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| ア： |
『暗くなるまで待って』。内容に即しつつ、
微妙な謎で興味をひっぱる匙かげんよね。
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| よ： |
読んでないから知らぬが、老人介護問題の本だと思う！
『ＰＰＫ（ピンピンコロリ）のすすめ』
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| ア： |
なんかコロボックルみたいでかわいいな。
演劇行きます。
『母を逃がす』。ん〜かっこいい、ほとんど一行詩。
演劇界のタイトル王、松尾スズキの五月の新作。
ほかに、
『ファンキー〜宇宙は見えるところまでしかない』
（岸田戯曲賞受賞）、
『なついたるねん！』
（アホの坂田とやったユニットで、受賞後第一作）、
『生きてるし死んでるし』など。
この方のタイトル力にはほれぼれするっすー。
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| よ： |
これまた読んでないので知らぬが少年の
むずむずした青春小説じゃないでしょうか？の
『半ズボンの中のピンチ』！
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| ア： |
わはは。すごいせっぱつまった感じ。
『半』が効いてますね、こりゃうまいや。
本です。
『「いい人」をやめれば楽になる』。
タイトルにつづけて『敬友録』とあるんだけど、
タイトルとの関係がよくわかんなくて気になる一冊です。
曽野綾子著（祥伝社）。
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| よ： |
曽野綾子さんっぽいって気もしますな。
本のタイトルシリーズ！
『「いいひと」ほど心を病むのはなぜか』
『いいやつほどガンになる』
いい人はさんざんです。
『淋しい女は太る』って
ちょっと怖いタイトルの本もあったなぁ。
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| ア： |
『いいひと。』ってマンガもあったね。
しかし実用書のタイトルはすごいね。
『功なき者を活かす〜リストラ時代の人材活用』
（光文社）……きっつー！
『この株をいま買わずしていつ買うのか』
（実業之日本社）……まんまやんけ、
『三年後に笑う会社〜正念場のラストチャンス』
（光文社）ってのもあった。
サブタイ意味不明だけど、なんか勢いだけはある。
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| よ： |
『７円でガンが治る』ってのもあったよね、
その本が７円では買えないのに。
竹村健一氏の本のタイトルも好きです。
とくに『３分間ごとに世界通になる本』
『３分間ごとに世界の大変化を知る本』ってのが好き。
３分間ごと！ってのがゾクゾクくる〜。
内容もバッサリ！って感じで面白いです。
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| ア： |
シンプルで好きなのはね、『数の悪魔』（晶文社）。
悪魔なんつーマイナス感強いことばを、
知的に御しました。
「算数・数学が好きになる本」というサブタイつき。
シンプルといえば、
うちの近くに「億萬」っていう中華屋さんがあって、
「おいしいあるよ」という手書きキャッチが好き。
もう変色しちゃってよく読めないけどね。
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| よ： |
おいしいあるよ！って卑怯っすねぇ、
中国の人が日本語しゃべると語尾に「あるよ」って
本当につけるのでしょうか？
会社の近くには、地下喫茶『もぐら』ってのがあります。
建築関係では、荒川修作さん+マドリン・ギンズさんの
テーマパーク『養老天命反転地』！
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| ア： |
すごいよね。
よく岐阜県はそれを許したよね。エライと思うよ。
作家でうまいのは森博嗣かなあ。
『すべてがFになる』……かっこいー。
このへんはよねみつさん一言あるでしょう。
あと内田春菊もうまいよね、突き刺さる感じ。
『私たちは繁殖している』とか。
ダーツみたいな印象です。
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| よ： |
森博嗣さんはタイトルが『封印再度』で
英語タイトル『WHOINSIDE』で
しかも内容とピッタリってのが素敵。
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| ア： |
『地球儀のスライス』ってのもいいね。
装丁も好き。もっと言っちゃえば、
内容以上にパッケージが好きかも〜。
やっぱあざとい造語とか使わず、平易な言葉同士を
ぶつけてるやつがわたしには響く。
俳句といっしょだな。
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| よ： |
いろいろ内容を妄想させるタイトルが好きです。
伊藤潤二さんの『首吊り気球』って凄い。
内容はもっと凄いけど。
『「魔術」は英語の家庭教師』ってのも
タイトル買いしたんだけど、内容も凄くて、
タイトル通りの内容でした。
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| ア： |
タイトル買いってたまにやるよね。
『歯ぎしり球団』、買っちゃったなー、
いかにも吉田戦車だけど。
塔山森（山本直樹）の『お姫さまといろいろ』は
まんまエッチでした。
パロディタイトルで『あたしにしかできない職業』
っていう海外ミステリはアタリでした。
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| よ： |
あと、ノーパンしゃぶしゃぶ接待の後の
スポーツ新聞の記事に
『今度は、まつたけお吸い物接待！』という
見出しがあったってのは、
アライさんからお聞きしたんでしたっけ？
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| ア： |
ありましたありました。
電車の向かいに座った人が読んでて、
もう気になって気になって。
よく行くバーで店中の人に
『どんなの？』って聞きまくったことあり。
結局なんなんですか？
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| よ： |
前に説明したではありませんか、
こんな公共の場では書けません。
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| ア： |
ええ！？ 忘れちゃったよー、教えてくれー。
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| ●次号予告
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| ア： |
ほんとは『十二国記シリーズ』（小野不由美）に
夢中になってます。
いいですよー、ネガティブな少年少女たちが
暗ーくいじいじと、なかなか突き抜けずに成長していく
『三つ子の魂百まで』ファンタジー。
『図南の翼』なんちゃあ泣けまっせ、ダンナ。
オトナ向けに出版しなおせばヒットしそうだけどな、
『屍鬼』効果あるうちに。
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| よ： |
小野不由美さんは『悪霊シリーズ』も面白いです。
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| ア： |
実はまだ迷ってるんだけど、
次回は「かにかま」にします。
特に、紀文の「マリーン」。
『十二国記』読みながら何本食ったことか。
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| よ： |
かにかま？
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| ア： |
いろいろ食べくらべてみてね。
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To Be Continued |
