ノリスケ |
ファブ・ファイブの4人め登場。
フード&ワインの「テッド」ね。 |
ジョージ |
やっぱりね、女にもてる
セクシーな男っていうのは、
料理のひとつもできなきゃ駄目っていうね。
この点はね、やっぱり日本でも
頑張ってほしいですっ。 |
ノリスケ |
うん。 |
ジョージ |
ね。 |
ノリスケ |
ピクニックランチを自分で作りなさいと
教えてあげるのね。 |
つねさん |
そう、バスケット買ってきてね。 |
ノリスケ |
で、彼女はベジタリアンなんだよね。 |
ジョージ |
別に大した料理を
作らせるわけではないんだよ。 |
つねさん |
だって、グリーンサラダと
キッシュだもんね。 |
ノリスケ |
パスタ入りキッシュだったね。 |
ジョージ |
素材の買い出しに行く場所が、
たとえばニューヨークの、
ディーン&デルッカだったら怒るよね。 |
ノリスケ |
買やぁいんだろ、って話だもんね。 |
ジョージ |
日本、東京でいうと、
紀ノ国屋で買えぁおめえ、
何作ったって、そのまんま並べろや、
っていうような感じになるわけじゃん。
それが、フードガレージだよ? |
ノリスケ |
それ知らないの。量販店? |
ジョージ |
フードガレージってね、
せいぜいね、クイーンズ伊勢丹。 |
ノリスケ |
ちょっといいんだ、じゃあ。 |
ジョージ |
そう、ちょっといい。
オーガニック系もありますけど、
添加物バシバシのもございます、
っていうような感じ。 |
ノリスケ |
うんうんうん。 |
ジョージ |
そこで献立を考えながら
一緒に買い物をするんだよね。 |
ノリスケ |
そう。 |
つねさん |
フード&ワインの「テッド」とね。 |
ノリスケ |
献立を考えながら、
ってところがいいわね。
料理をつくらない人は
レシピ通りに食材を探すだけで
終わっちゃうからね。
だけどテッドは、食材を見ながら
何をつくろうか? って。 |
ジョージ |
そう。それで、
彼女がベジタリアンだっていうのを聞くと、
じゃ、彼女を喜ばせたかったら、
野菜にこだわろう、って言いながら
野菜いっぱい買ってくの。 |
ノリスケ |
うん。いい野菜をね。 |
ジョージ |
ね。 |
ジョージ |
で、野菜だけだったらば、
おもてなしにならないから、
じゃ、パスタを使って
キッシュでも作ろうか、って。 |
ノリスケ |
リングイネを買ったのよね。 |
ジョージ |
そう、リングイネ。 |
ノリスケ |
オリーブオイルとバルサミコと、
パルミジャーノ・レッジャーノなどなど、
いいものいっぱい。 |
つねさん |
買ってたね。 |
ジョージ |
ドレッシングを手作りするのよ、
これがまた。 |
ノリスケ |
なんだっけ? ハーブを使ってたね。 |
ジョージ |
バルサミコとハーブとオリーブオイル。
簡単なレシピだよね。 |
ノリスケ |
うん。合わせて瓶に詰めといて、
そのままピクニックに持ってくの。 |
ジョージ |
んで、またね、これがね、
オカマだったら、それをかける前に、
ガシャガシャガシャッて振ってから
かけるんだけど。 |
つねさん |
そう、この子、
振ってないの、まったく!(笑) |
ジョージ |
料理あんまりしないノンケだからね、
そのまんまバカッてやるとね、
彼女の方にはオイルだけ、
自分のほうにはバルサミコだけ! |
つねさん |
そうそうそうそう! |
ノリスケ |
あれ、ちょっとね(笑)。 |
ジョージ |
でも、ちょっとほほ笑ましかったよね。 |
ノリスケ |
そう。かわいかった(笑)。 |
つねさん |
彼女、何も言わなかったよね。 |
ノリスケ |
あの子ね、いい子なのよ! |
つねさん |
いい子だわ。 |
ノリスケ |
すっごい、いい子(笑)。 |
ジョージ |
で、あの、パスタのキッシュ?
壊れてグチャグチャになっちゃって。 |
ノリスケ |
失敗したんだよ〜(笑)。
ひっくり返して切るときに、
間違っちゃったんだよね。 |
ジョージ |
番組の構成はね、
彼と彼女がデートしてるところを
カメラで撮ったやつを、
別の所でもって、
オカマの5人が観てるわけだ。 |
つねさん |
あーだこーだ言いながら。 |
ノリスケ |
そう、カクテル飲みながら。 |
ジョージ |
そう。オカマの5人が、
彼がぜんぜん言い分けがましくなく、
ものすごく素直に、
はにかんだような表情で、
キッシュ失敗しちゃって、
こんなのしかできなくってごめんね、
っていうのを説明してるの聞きながら、
「羨ましいわ、
これこそノンケよ!」とか、
「いやぁん、初々しい」とか。
で、彼はたぶん天才よ? って。
divineって言ってたから。
神がかり的な天才よ、って。 |
つねさん |
女心をくすぐる。 |
ジョージ |
そう、女の人に好きになってもらうことを、
本能的に知ってるのね、素晴らしい、
羨ましい、勉強になるわ〜、
とかって言いながら見てたのよ。
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