新宿二丁目と地名を言ってもピンとこない人も
いるかもしれませんけれど、男達の町でもありまして。
そこでの、カジュアルで<ほがらかな>おしゃべり!
みんな本業がある人たちなんだけれど、
とにかく語るのとたのしむのが大好きなんで、
夜の夜中に、とあるバーに集まって、
好き放題にしゃべくりまくってくれちゃっています。
え~っと、写真を出さない分だけ、
文字でここに登場する<ほがらかな人々>を紹介しますと、
趣味のジャンルとしては、専門用語で言うところの
「ベアー系(日本語ではクマ系)」でして、
ま、阪神タイガースにいたランディ・バース
とかのイメージを理想とする方々です。
と、こんなヨドガワ(「ほぼ日」の
コンテンツ冒頭の紹介文をヨドガワと言います。
当時その執筆を担当していたのは、糸井重里です)で
2000年6月28日水曜日に始まったコンテンツ
「新宿二丁目のほがらかな人々。」
おわかりかと思いますが「ほがらか」というのは
英語のGAYのもともとの意味である
「陽気な」「派手な」「屈託がない」
を意訳したことばでもありました。
もちろん新宿二丁目は「男達」だけでなく、
以前から、いろんなひとがあつまる街。
たまたまこのコンテンツは、
そこに居合わせた男達におしゃべりをしてもらおう、
という企画としてスタートしました。
初期はメンバーが安定していなかったのですけれど、
2000年10月、強烈なキャラクターである
「ジョージさん」の登場以降、
ジョージさん、つねさん、ノリスケさんの3人が
固定メンバーになりました。
つねさんとジョージさんはラブラブなパートナー同士、
ノリスケさんは「そのへんにいたんで呼んだ」
という、ふたりの知りあい。
トリオ漫談のようなおしゃべりは、
それからほんとうにながく続き、
2冊の単行本にもなりました。
2020年4月、つねさんの逝去にともない、
ジョージさんが手記を書くというかたちで
幕を閉じることになった「ほがらかな人々。」ですが、
とんでもなくたくさんのおしゃべりは、
ここから読むことができます。
アイコンはアッキィ画伯こと秋山具義さん、
歴代イラストレーションは、
いぬんこさん、しりあがり寿さん、
おおたうにさんが手がけてくださっています。
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