ジョージ |
でも、それはそれで、
ノリスケくんちも、
けっこう初めてな物語は
いっぱいあるでしょ?
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ノリスケ |
未だにね、知らないことが多いのよ。
今日初めて知ったのが、
料理した熱いトマトが
嫌いだったっていう(笑)。
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つねさん |
へへへへへへ!
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ノリスケ |
知らなかった〜!(笑)
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ジョージ |
あ、そうなんだ!
トマトは生で食べるもんか、
あるいはソースにしたものか
どっちかなんだ。
美味しいのに、グリルトマト。
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ノリスケ |
そうそうそうそう。
グリルトマトとチーズで
オムレツにしてもおいしいしね。
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ジョージ |
甘くって美味しいよね。
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ノリスケ |
でね、好きだとばっかり
思ってたのよ(笑)。
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ジョージ |
嫌いって言われたの?
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ノリスケ |
うん、今日ね、レストランでご飯食べてて、
残してるから、
酸っぱいものが苦手なのは知ってるんで、
食べなよ、って言ったら、
ほんとは嫌いだって(笑)。
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ジョージ |
ほんとは嫌いだって言われたんだ!
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つねさん |
はっはっはっは!
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ノリスケ |
で、じゃあちょうだい、って言ったら、
すごい嬉しそうにくれたの。
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ジョージ |
今まで我慢してたんだ。
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ノリスケ |
そうみたい。
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ジョージ |
わぁ〜!
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つねさん |
愛だね、それって。
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ノリスケ |
そんなことね、多いよ。
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つねさん |
おぉ〜。
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ノリスケ |
だからね、たぶんまだ知らないこと
いっぱいあるんだろうなって思うと、
楽しいね。
今度の旅行でも、いろいろ
「初めて」のことあった?
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ジョージ |
初めてふたりでもって
マウンテンサイクリングツアーをしたよね。
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つねさん |
うん。楽しかったな。
考えたらさ、40過ぎのオヤジがさ、
キャーキャーはしゃいで
やってたんだもんね。
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ジョージ |
楽しいもん。
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つねさん |
俺、ノド痛かったもん、終わったあと。
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ノリスケ |
それは叫び過ぎて?
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つねさん |
叫び過ぎて。
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ノリスケ |
ばっかねぇ‥‥。
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ジョージ |
あ、でもね、最初はそういう
つねさんのノリが苦手だったんだけど、
知らないうちにそれが‥‥。
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つねさん |
できるようになった?
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ジョージ |
めちゃくちゃ好きなんじゃないけど、
わかるようになることってあるのよね。
この人と付き合い始めたとき?
この人の家に行くと‥‥。
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つねさん |
そう。わかる?(笑)
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ジョージ |
あのね、おそろしいほどの
AV機器がいっぱいあるのよ。
レーザーディスクがあったり
DVDがあったり
ビデオがあったりなんかして。
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ノリスケ |
だって、DVDが再生できる機械が
何台あるって言ってたっけ?
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つねさん |
ウチ? えー、1、2、3、4‥‥。
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ノリスケ |
もういいっ(笑)。
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ジョージ |
そんな感じ。
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つねさん |
‥‥5、6台。
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ジョージ |
それでね、それでね、行くでしょ?
そうすると、とりあえずなんか‥‥。
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つねさん |
観させるの。
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ジョージ |
うん、何か見せてくれるの。
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ノリスケ |
嬉しそうにね。
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ジョージ |
ガンダムだとかね。
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つねさん |
ガンダムはウチでは見せなかったもん。
パトレーバーだもん。
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ノリスケ |
僕、遊びに行ったら
『鉄人28号』かなんか観たことある。
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ジョージ |
そ、『鉄人28号』。
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つねさん |
違うよ、『ジャイアントロボ』だよ。
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ノリスケ |
だからね、われわれには、
どっちでもいいくらいのものなのよ。
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ジョージ |
『ビッグO』だとかね、
なんかわけのわかんないのが
次から次へと出てくんの。
で、最初はね‥‥。
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ノリスケ |
困ったなと(笑)。
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ジョージ |
何だろう? これは、って。
僕の頭の中で、
こういうアニメっていうのはさ、
まっとうなおとなが観るもんじゃないのよ。
でも、愛はあるわけよ。
とくに始まったばっかりだから、
燃えるような愛はあるわけよね。
燃えるような愛はあるんだけど、
なんか、違うぞ、って。
どうなんだろう? って。
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ノリスケ |
それ、いちおうつねさんの
おもてなしだったわけね。
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ジョージ |
そう、おもてなし。
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ノリスケ |
遊びに来てくれたから、
いちばんゴージャスなご馳走を?
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つねさん |
いや、ゴージャスじゃなくて、
僕のお気に入りはこれですよって、
伝えたかった。
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ノリスケ |
知って欲しいし?
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つねさん |
そうそうそうそう。
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ノリスケ |
楽しいはずだし?
共有できたら嬉しいなと。
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つねさん |
「はず」っていうのはなかったね。
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