ジョージ |
それとちがうのはね、やっぱりね、
ハリウッド系のセレブの方々。
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ノリスケ |
ホテルに泊まって、
フィットネスクラブに来るのね。
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つねさん |
うん、ちょっと
ワークアウトして、みたいな。
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ジョージ |
そう。そうするとね、
脱いでもすごいもん。
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ノリスケ |
オーラがあるんだ。
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ジョージ |
ある!
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つねさん |
オーラなんだ、それは。
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ジョージ |
ただ普通に走ってるんだけど、
ああ、この人はすごい、
今ここにいる、
っていう感じがするもんね。
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ノリスケ |
へぇ〜。
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つねさん |
それ言ったら、
なんか日本の俳優さんって、
なかったよね。
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ジョージ |
日本の俳優さんね。
日本の俳優さんとか
演歌歌手の方とかね。
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ノリスケ |
あ、いらっしゃるんだ。
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ジョージ |
けっこうちょこちょこと、
あの、I(アイ)軍団の方であるとか。
あるいは、ゴー! ゴー! って
いう方であるとか。
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ノリスケ |
はぁー。
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つねさん |
あと、なんか元ロッカーのJとか。
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ジョージ |
あー、それとつい最近破局に至った、
元トレンディー系俳優、
今はタレントみたいな。
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ノリスケ |
あー。Iさん。
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ジョージ |
うん、そうそうそうそう。
そういう方々は、う〜ん、なるほどぉ、
普通のおじさんだわい、みたいな感じ。
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つねさん |
ぜんぜんすれ違ってボクわかんなかった。
あのゴー! ゴー! とか。
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ジョージ |
でしょう? そう。
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ノリスケ |
えっ!? だって、大スターだよ?
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つねさん |
ほんっとわかんなかった。ねぇ?
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ジョージ |
そう、ぜんぜん。
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つねさん |
ロッカールームですれ違って、
ええっ!? あ、そうなの? みたいな。
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ジョージ |
で、なんでかしんないけどそこでは、
ボクとうちのおとうさんが、
有名だったりするの。
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ノリスケ |
はっはっはっはっはっは。
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ジョージ |
有名で、みなさんから、
あ、おはようございますっ!
とかって声かけていただいて。
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ノリスケ |
それはふたりでなんか、
エアロビとかヨガとかやってるから、
目立ってしょうがないんでしょう(笑)。
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ジョージ |
そう、やるの。んー、でも、でもぉ、
やっぱりほがらかだからよね。
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つねさん |
ねぇ。
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ノリスケ |
まあね。
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ジョージ |
と思う。
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ノリスケ |
そうね、あの、ほがらかって、
その、ほんとにほがらかなんだよね。
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ジョージ |
そう、ゲイのほうじゃなくって、
朗らか、なの。
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つねさん |
そうそう(笑)。
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ジョージ |
なーんかねー、
おじさんってつまんないなと
思ったりとかするんだよね。
女の子の中にはね、
ほがらかさんがいっぱいいるんだよね。
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ノリスケ |
女の子の中に、
普通にほがらかってあるよね。
たとえばなんだろう最近、
加藤ローサちゃんがかわいいって
すごい話題になってて。女の子の間で。
自分のことを隠しだてしないタイプの子は、
私ぜんぜんつきあえますよ、
って言うぐらい好きなんだって。
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つねさん |
あ、そうなの? へぇ〜。
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ノリスケ |
もちろんボーイフレンドは
ちゃんといるけど、
そういうのとは別で
「つきあえる」って。
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つねさん |
それはなに?
妹みたいにつきあいたいの?
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ノリスケ |
いや、恋人としてつきあえますよ、
って言うんだって。
でも女はわりとそういうとこ
あるんじゃないですか? って言ってた。
あ、すごいなと思って。
でも実際やるかどうかは別だし、
機会があったらそっちにいったかもしれない
自分を知ってるというか。
なんかそんな感じで平気で話してくるね。
へぇ〜と思って。
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ジョージ |
男がそういうことを聞くと、
いきなりレズビアンのほうに
向かっていくじゃない。
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つねさん |
要するにシモの話になっちゃうみたいな。
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ノリスケ |
ちがうんだよ。
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ジョージ |
あの、男の恋愛感情って、
みんな肉体の方に入っていくからね。
んー、プラトニックっていうのとも
ちがうんだろうけど、
んー、どういうのかなぁ、
友だちづきあいがものすごく
濃厚になっていくみたいな感じって、
あるじゃない。
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ノリスケ |
うん、あるあるある。すごいある。
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ジョージ |
女の子同士って、
いつも一緒にいる女の子って
いるでしょう?
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つねさん |
手つないだりとか。
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ジョージ |
そう。
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ノリスケ |
抱き合ったりしてるのね。
あの、なんでもないときに、
きゃーっ、って、くっついてたり。
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ジョージ |
そうそうそう。
で、ああいう感情ってなんか、
普通の男の中にはないよね‥‥。
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つねさん |
うん‥‥。
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ノリスケ |
普通の男の中にはないんだろうか。
しないだけなんだろうか。ないのか。
‥‥イヤそうだもんね(笑)。
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つねさん |
うん。なんで男に
触らなアカンねん! みたいな。
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ジョージ |
触る触らないじゃなくて、
いつも一緒にいる意味がないのかな、
と思っちゃったりするよね。
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ノリスケ |
上下関係になってくよね。
だから舎弟としてつかいっぱしりに使う、
みたいな。
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ジョージ |
そう、仁侠の世界になるんだよね。
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ノリスケ |
そうそうそう。暴走族とか。
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ジョージ |
男同士の友情を越えた
濃密な世界っていうのは、
兄弟の世界でしょ?
あるいは親子の世界になっていって。
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つねさん |
ああ。
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ノリスケ |
親子、兄弟、先輩後輩。うん。
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ジョージ |
のような感じだよね。
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つねさん |
ライトじゃない?
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ジョージ |
ライトじゃないっていうか、
友だちじゃないじゃん、
もうその段階で。
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つねさん |
あ、そっか。
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ノリスケ |
ある意味、ライト。
希薄だけど、変に濃密、みたいな。
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つねさん |
濃い?
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ジョージ |
そう。兄弟盃の世界。
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つねさん |
そうだよね。
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ノリスケ |
♪親の血を引く兄弟よりも、
盃分けた義兄弟♪
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ジョージ |
なんか気持ち悪い、それ(笑)。
すんごい気持ち悪かったかもしんない。
今、いきなり、あの、
ふんどし一丁のお兄ちゃんが出てきて‥‥。
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ノリスケ |
ここに立って、もうバーチャルで(笑)。
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つねさん |
ドドーン! みたいな(笑)。
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ジョージ |
すーごい‥‥。
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ノリスケ |
マイク持ってきて。
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つねさん |
そうそうそう(笑)。
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ジョージ |
なんかすーごい、
なんかゲップが出ちゃったかもしんない、
今のぉ〜。
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つねさん |
あれでしょ、
Kファミリーみたいな感じなわけだ(笑)。
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ノリスケ |
Kファミリーが、ドアから大挙して
入ってきた感じがした(笑)。
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つねさん |
もしくはI軍団とか(笑)。
そんなんだよね、でも。
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ノリスケ |
でも、ねぇ‥‥(笑)。
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ジョージ |
Kファミリーとか、I軍団は、
男の中では成立するけど、
あれの女版ってないでしょう?
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つねさん |
あー(笑)。
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ノリスケ |
いっしょうけんめい
考えてるけど‥‥(笑)。
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ジョージ |
あれって、♪ルンルンルルン、
プレイガール! しかないじゃない。
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つねさん |
そうね!(笑)
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ノリスケ |
でも、あれもプレイガールも、
男‥‥ですよね、ほとんどね、
あれって(笑)。
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ジョージ |
そう。あれは‥‥。
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ノリスケ |
見た目は女だけど、
男の世界を描いてるもんだったよね。
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つねさん |
ま、確かにね。
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ノリスケ |
もうみなさん、古過ぎて、
わかんないかもしれないけども。
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ジョージ |
ザ・ガードマンを
女がやってるようなもんだよね。
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つねさん |
そうそうそう(笑)。
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ノリスケ |
ますますわかんないかも
しれないですけどね。
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つねさん |
Googleで探してください、みたいな(笑)。
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ジョージ |
そうなんだよ、
なんでそうなんだろう?
男だけは、ああなっちゃうの。
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