ジョージ |
そういうの、なあい?
人に自慢できるようなこと。 |
ノリスケ |
自慢って!
彼が狂ってしまったの、みたいな? |
ジョージ |
そそそ。ない? そういうの? |
つねさん |
あんた、あるんでしょう? |
ジョージ |
ない。 |
つねさん |
あら。珍しい。‥‥ないなあ。 |
ノリスケ |
ふった相手が未練がましくて困った、
みたいなのはあるけど。 |
ジョージ |
それって、自慢話よ。けっこう。 |
ノリスケ |
そそ。自慢話。 |
ジョージ |
ねえ。 |
ノリスケ |
電話かかってきた。その人の会社の
共通の友人から
「様子がおかしいんだけど」って(笑)。
「泣いてるんだけど」って。
知るかーっ! ガチャン! |
つねさん |
つよ! ‥‥でも、
泣いてるあなたを知ってる。私。 |
ノリスケ |
泣いてる自分もいたけど、
つまりそういうの全部、
しっぺ返しが返ってくるの(笑)、人生は。 |
ジョージ |
一時期、あれだね、
付き合う男付き合う男が
病気になったことはあるね。 |
ノリスケ |
うわー。なんで? わかった、
生気を吸いとられちゃうんでしょ(笑)? |
ジョージ |
んじゃなくって!
血糖値が上がったり‥‥。 |
ノリスケ |
それは、あなたが美食家だから(笑)! |
つねさん |
あなたも上がったでしょ。 |
ジョージ |
僕も上がったけどー。 |
つねさん |
僕もー。 |
ノリスケ |
え、未だに続いてるってことじゃない(笑)? |
ジョージ |
あ、そうそう。
死んだのまでいるもんね。 |
ノリスケ |
うわ‥‥。 |
つねさん |
あったね。2人くらい殺した? |
ノリスケ |
一般的な女性だとしたら、すごいよね。
旦那が過去に2人死んでたら、
犯罪の臭いがするよね。 |
ジョージ |
ほんとそう。 |
つねさん |
どこぞの演歌歌手だよね。 |
ノリスケ |
魔性ってこと? |
ジョージ |
(しみじみ)ほんと病気になったもんなあ。 |
ノリスケ |
未だに続いてるジンクスね。 |
ジョージ |
そう。 |
ノリスケ |
つねさん、太り過ぎで
死んじゃうのねえ(笑)。 |
つねさん |
それはおいといて。 |
ジョージ |
人を見る目あるほう?
騙されないほう? |
つねさん |
騙す? ってどこまでが騙す?
二股かけるとか?
そんなのよくあるでしょう? |
ノリスケ |
今、何気な〜く(笑)、
何気なくすごいこと言ってるけど! |
ジョージ |
一人で答えを勝手に出してっ(笑)!
じゃ、信じやすいほう? |
つねさん |
俺? 信じる信じる信じる信じる〜! |
ジョージ |
‥‥(笑)見た? あの顔! |
ノリスケ |
見た! 形容し難い顔してた。 |
ジョージ |
‥‥でしょーう? |
つねさん |
わかんないもん、自分の顔は。 |
ノリスケ |
発情期の犬みたいな顔してた(笑)。 |
つねさん |
何それ(笑)!
発情してません。ごめんなさい。 |
ジョージ |
信じやすいかなあ。 |
ノリスケ |
信じやすいかなあ。 |
ジョージ |
わりと、信じるほうかもしんないね。
‥‥なんかね、‥‥信じるなあ。
騙されたとしても自分の責任だと思うから、
信じちゃうかもしんないね。 |
ノリスケ |
あ、思いますね。騙されたら、
自分が悪いと思うね。
どうしても相手のせいにできないね。 |
ジョージ |
仕事なんかしてるとそうだからね。
投資すんのに、こいつ騙してんのかなあって
思い始めると何もできなくなるから、
とりあえずいいや! と思っちゃう。 |
ノリスケ |
勉強になるからいいや、と思って
投資したりするわけでしょ? |
ジョージ |
そうそうそう。 |
ノリスケ |
‥‥それに近いかもね。
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