ジョージ |
‥‥ちゃんと言いなさい、今日。
説明しなさい。 |
つねさん |
それはいいから。 |
ノリスケ |
え? 何? 教えてくださーい、つねさーん。 |
ジョージ |
昨日ね、一人で
フィットネスクラブに行ったらしいのね。 |
ノリスケ |
ほう。偉い。 |
ジョージ |
偉いでしょ? 素晴らしいでしょ? |
ノリスケ |
あ、なんかダルマになった!
つねさん、今ラガーシャツを頭からかぶって。 |
ジョージ |
聴かないふりをしてます!
一番最初、エアロバイクに乗ったんですって。 |
つねさん |
心拍数あげるのね。 |
ジョージ |
そう。心拍数あげて、
で、血のめぐりがよくなったところで
ストレッチをしましょう、と。
で、どうやったの? 片足持ち上げて? |
つねさん |
両足、両足。 |
ジョージ |
両足持ち上げたら、
飛んじゃうじゃない(笑)。 |
つねさん |
寝転がって両足こうやって。 |
ノリスケ |
抱え込んで? |
つねさん |
背中で支えてね。 |
ジョージ |
お尻の筋を伸ばす運動をしてたそうです。 |
つねさん |
はい。 |
ジョージ |
すると、「ブッ」て!
「ブーッ」って! |
ノリスケ |
トレーナーさんの前で? |
ジョージ |
横にね、民間人が2人いたそうよ。 |
ノリスケ |
民間人て、軍人じゃないんだからさ(笑)。 |
ジョージ |
女の人。 |
ノリスケ |
うはははは。 |
ジョージ |
「ブーーーッ」って! |
つねさん |
いやだから、BGMに合わせてたから、
大丈夫よ。 |
ジョージ |
いいえ。かなりだったそうです。 |
ノリスケ |
ああああ‥‥。 |
ジョージ |
どう思いますー? |
つねさん |
(大声で)いいじゃん! |
ジョージ |
っどう思いますっ?
フィットネスクラブにおけるデブくらい、
目立つものはないところにもってきて! |
ノリスケ |
「ブー」! 最低っ! |
ジョージ |
「ブーーーッ」! |
ノリスケ |
相当嫌われたね。 |
つねさん |
いや、気づいてなかったよ。 |
ノリスケ |
気づいてないと思いたいだけですよ。 |
つねさん |
俺も気づいてないと思いたいと思いたい! |
ノリスケ |
本当はとっても嫌われてると思います。 |
ジョージ |
それでね(笑)。 |
つねさん |
いいよ、もう! |
ジョージ |
自分でも臭かったって言うんだから、
自分で臭うってことは、
周りはもーーーっと臭ってるのよ(笑)!
ねっ? かわいいっ!! |
つねさん |
うるせえ(笑)。 |
ジョージ |
きひひひひひ! |
つねさん |
いいじゃーん! |
ジョージ |
こういう人が週末やってくるでしょ?
金土日って散らかしっぱなしになるでしょ?
日曜日帰るときれいになるんだけど、
なんかね、きれいになるとね、
‥‥寂しいのよ。 |
ノリスケ |
あははは! メイドさんが来て、
お掃除してくれた後とかって
寂しくなっちゃうの? |
ジョージ |
ちょっとね、ちょっとね、
よそいきの私っていうの? ね? |
ノリスケ |
わかりますよ。 |
ジョージ |
散らかってるのが快適って
わけじゃないし、どっちが快適っていうと、
きれいに片付いてるほうが快適なんだけど、
なんかねえ、こんなんでもねえ、
もう6年目になると‥‥もう6年目よね? |
つねさん |
うん。 |
ジョージ |
6年目になるとね? |
つねさん |
うん。 |
ノリスケ |
まあ、そうですよね。
よそゆきの顔じゃない関係で
いることの幸せですよ。ね(笑)。 |
ジョージ |
でも、見る目あったよね? |
つねさん |
な? 俺も。
(がさごそがさごそがさごそ) |
ノリスケ |
この雑音はですね、
ジョージさんが寝転がって裸足でですね、
つねさんのでっかいおなかを
むにゅって押すといやがるんですよ。
そういう音がしています。
すごい弾力があるように見えて、
まったく弾力はなさそうです。
以上、放送席からお送りいたしました。
|