ここがふつうのお化け屋敷と違うのは、 「お化けをプロの役者さんが演じている」 という点なんです。 テーマは源平怨霊記(げんぺいおんりょうき)。 現世で怨みや未練を残し、成仏できない魂が 闇の世界で怨霊に変わるのでございます。 東映の俳優さんが演じるお化けは、 出方や転び方、立ち去る具合などが とにかくリアルです。 正直、怖くてなかなか歩けないですよ。 ほかにも、映画村では、江戸の長屋など 芝居のセットを見ることができますので ゆかた姿で行って撮影したいですね。 具合があえば、お侍さんと写真撮影もできます。 撮影の合成技術などを体験できる コーナーなどもあって、 たのしいですよ。 ちなみに、映画村は着物姿で行くと 入村料が半額になる期間があるそうです。 (平常時の入村料は、大人2200円) 8月13〜16日は、夜間も営業していて、 入村料は800円と、昼間よりも安くなります。 お化け屋敷の入場料は500円です。 映画村内の 「中村座」という芝居小屋では、 いま、悲運の「義経と弁慶」のお芝居を やっているんですけれども、 この弁慶が、なかなか死ななくて、これも怖い。 脳裏に焼きつきます。
長い歴史を抱える京都という土地は、 人間の情念が渦巻いている場所が きっとたくさんあるのでしょうね。 サカベさんのお話で だいぶからだが冷えたので 今日はこのへんで。
かき氷のうつわを持ち、 溶けた液体をうれしそうに飲み干す サカベさんのお姿が目に浮かびます。 そのくらい、抹茶がおいしいんですね。 とらやは、京都が発祥の地。 怪談話だけでなく、 氷でからだが冷えるのはうれしいです。 一条通烏丸にあるとらやの裏庭には、 伏見稲荷にゆかりのある ちいさな鳥居とおやしろ (太一稲荷というそうです)があります。
大原の三千院の 「万灯会」に行こうかと思っています。 8月14日、15日の18:00〜21:00のみ、 無料で夜の拝観ができるんです。 往生極楽院の阿弥陀仏像も見られます。 山間な、美しく幻想的な景色でしょうね。
昼間はかき氷で、 そして、夜にはお化け屋敷で。 身も心もヒヤッとなる夏の京都が、 ドロドロドローと、 みなさまをお待ちしています。
2005-08-10-WED