ほぼ日刊イトイ新聞 - 『MOTHER』の気持ち。

よう、よう、よう！
もっとよう、男のメールも取り上げてくれよ！
そりゃよう、『ＭＯＴＨＥＲ』は
素敵なゲームだけどよう、
男の心にビビッと響く、
熱き血潮をもったゲームでもあるんだぜ。

てなわけで今日は、
新幹線のなかでメソメソ泣いてるようなやつに変わって
オレ様が選んだ男たちのメールだ！
意外にしみじみしたものが多いけど、
そのへんは男の悲哀ってもんさ！
おっさんたちも喜んでるぜ！
キャッチコピーをつけるなら、
「オヤジもアニキも、サラリーマンも！」
じっくり読んでくれよ！

最近のゲーム事情に疎かったので、
「ほぼ日」で知りました。
『MOTHER2』と言えば、
私が初めて泣いたゲームです。
最後の戦闘時の感動が今でも残っています
（美化されている部分もありますが）。
私もすでにいいオッサンなので、
それほどゲームはやらないのですが、
現在のゲームユーザーにプレイしてみてもらいたい
という気持ちはありますね。
多くの若年ユーザーに
「初めての衝撃」を伝えてあげてください。
アドバンスはとても良いと思いますよ。
オッサンユーザーも手がけやすいし、
ゲームとしての軸が
テキストベースのものはこれで十分です。
ゲームの制作は大変でしょうが、
体に気をつけてがんばってください。
また、びっくりさせていただけることを
期待しております。
以上、あんまり驚いたので
キーボ（キーボード）をとった次第であります。
(しろー）

現在31歳の当時社会人1年生です。
そのころは会社の寮に住んでまして、
我が部屋はゲーム機がたくさんあったせいか
朝となく夜となく人が集まる部屋でした。
そんな合間をぬって
「MOTHER」をプレイしていた訳ですが…
同僚に見つかってしまったのです。
主人公を自分の名前、
女の子を好きな同期の子の名前にしていたのを！
その夜は寮じゅうで盛り上がり、
挙句の果てに３キロ離れた女子寮まで行き、
ムリヤリ告白させられました。
「恵美子さ～～ん！好きなんですけど～～！」
今となっては良い思い出ですが、
当時は会社辞めようかと思いました。
だって翌日から会社では
私の物まねブームでしたから…。
現在もそのカセットは持っていますが、
トラウマか、一人の時しか起動させてません。
今回はゲームボーイアドバンスということで
個人的には環境万全ですね。
（見つかる事がないので）
またあの甘酸っぱい「MOTHER」の味が甦ります。
（アルベルト）

しごとの関係で３０才過ぎてから
ゲームを始めたのですが、
ＭＯＴＨＥＲ２はめちゃくちゃ楽しかったです。
でも、１５００円の中古で買ったもんで、
これはお買い得と感じつつも、
重里様はじめ作った方々には
悪いなと思っておりました。
６月になったらそのかるい罪悪感も解消されます。
たのしみです。もうすぐ４０さいなのですけどね。
へへへ。
（えいじょう）

マザー1は今は死んだ親父が
パチンコ屋の景品で獲ってきてくれたっけなぁ、
小学2年生ながら真っ赤なカセット
かっこいいなぁと思ったなぁ、
「希望のオカリナ」とり忘れたまま
マジカント消えちゃったけなぁ、
結局クリアできなかったなぁ、
未だにギーグどうやって倒すのか分からないなぁ、
2が出ると聞いて無性にやりたくなって
久しぶりに黄ばんだファミコンだしたっけなぁ、
バックアップの電池が切れてて
どうしようもなかったなぁ、
オープニングの音楽こんなにいい曲だったっけ！
とビビったなぁ、
マザー2は小学6年生ぐらいだったような
気がするなぁ、
お小遣い切り詰めて切り詰めて買ったなぁ。
「OKすか？」の声が糸井さんだって知ったのは
2,3年前だったなぁ、
自転車でチャリチャリ鳴らしまくってたら
同じ部屋で受験勉強してた兄に「うるせえっ！」って
アダプタ引っこ抜かれたなぁ、
「ジェフ」が夜なべして色々直してくれたなぁ、
フォーサイドは都会だったなぁ、
友達に貸したら喜んでくれたなぁ、
帰ってきた友達のセーブでやってみたら
何故かラスボス時の自分の名前が
「あなのん」だったなぁ。んでは！
(am）

今は妻と別居中の私ですが、
同居中、妻が私の趣味であるゲームを理解してくれる
きっかけとなったソフトであり、
初めて彼女が心底ハマったゲームであるMOTHER。
3が開発中止になったことを、
彼女が心の底から残念がっていた事を思うと、
彼女の喜びを想像すると
何故だか私も暖かい気分になってしまいます。
不思議ですね、このMOTHERってソフトは。
（Ｍ）

ボクのトモダチには、世間的にいったら不良
（ボクは不良とゆう言葉が大っ嫌いだけど）
なトモダチもいるのですが、
彼らはＭＯＴＨＥＲを愛する不良です。笑。
ファミコンの初代ＭＯＴＨＥＲを
ボクは持っているのですが、
よくトモダチがウチに来たら、
みんなでタイトル画面の音楽を聴くためだけに
ファミコンをテレビに接続し、
あのどこか悲しく、
力を与えてくれる音楽を聴きながら、
涙ぐんでいました。笑。
不良中学生が３、４人集まって、
狭い部屋でタバコ吸いながら、
ＭＯＴＨＥＲのタイトルが映し出されている
テレビ画面を見つめながら半泣き。
異様な光景です。笑。
(海外在住　名無しのニッポン人）

何年か前に偶然手に入った『MOTHER』。
その時すでに『2』の方はやった事もあり、
『MOTHER』はいかにと、
ファミコンの電源を入れた。
なんともいえないBGMと共に
タイトルが目の前に現れた。
スタートボタンを押したのは、
それから1時間後の事。
まったくホント自分でもバカだなと思う。
とにかくなんかもうBGMが切なくて（ホント）、
真っ黒のバックに『MOTHER』の『O』の
地球がクルクル回ってんのまで
切なくなっちゃって（ホント）
おもわず懺悔しちゃった（これはウソ）。
ホント全く罪なゲームである。
オープニングで泣いた。
それから何年か経ち、ガキがいっちょまえになった。
涙がちぎれるくらい悲しい事も、
人が信じられなくなり、
からにこもりかけた事もあったけれど、
やっぱり信じる事だと思った。
そんな甘酸っぱい現実は
いつも『MOTHER』の中にあった。
乱筆御免
(ヒロハタ＝さっそく友人に発売を伝えた＝マサシ）

はじめまして、こんにちは。
ネットサーフィンをしていたところ、
MOTHER1+2の情報があったので
ほぼ日を拝見しました。
驚き半分、うれしさ半分で糸井さんのお話と
皆さんのメール等を読んでいたら、
何故か涙が出てきました。
最高にうれしいです。
が、ちょっとだけ、つらいです。
社会人になって間もないですが、どんどん無関心、
無感動になっている事が自分でもわかり、
つらいのです。
初めてMOTHER2をプレイした9年前に比べ、
無感動になっている自分が悲しくて、
昔の自分がひょっこり出てきて
泣いたのだとも思います。
もともと涙腺は弱いのですが、嗚咽まで…。
ROMもマンガも棚にある、サントラもある。
けれど、MOTHERからもらったものは
どこに置いてしまったんでしょう。
自分の事をオレといっていきがっていた私が
MOTHERで好きだったものは、何でしょう。
土手を見ては、響け、俺のメロディー！
と思い出してみたり。夏、サマーズの曲を録音して
江ノ島まで自転車で行ってみたり。
そんなどうでもいいものが、楽しかったんですね…。
歳を重ねても、楽しくなければ勿体無い、
これは私のキャッチフレーズだった
つもりでしたけれど、
本当につもりだけだったとは。
そろそろ、やり直しても良い頃だと思います。
MOTHERも、それ以外も。
発売を楽しみにしています。
発売日が延びても待っていますので、
頑張ってください。
クィーンマリーやイブや、
電話越しの父さん達沢山の人に、
久しぶり、有難うと言わなければならないので。
(Ix）

MOTHERとの出会いは
毎日こっぴどいイジメを受けていて、
苦い思いを抱え込んでいた時でした。
あの優しいMOTHERサウンドに
どれだけ心癒された事か・・・
当時は本当に気が弱かったので、
とにかく強い心を持ちたかった。　
それで最後の街で仲間になる、
頼り甲斐のある強いお兄さんに
自分の名前を付けました。
本当の自分はゴミ箱から
でてこなかったあのメガネの少年なのに・・・
でもプレイしていくうちに、
メガネの少年の存在が僕の中で
どんどん大きくなっていった。
いくじなしで気が弱い少年が、
不安を噛みしめつつも
仲間と共に幾多の困難を乗り越え、
たくましくなっていく。
ただ黙ってうつむくだけだった中１の僕は、
メガネの少年から少しの勇気を貰いました。
あの時MOTHERに出会っていなかったら、
一体どうなっていたんだろう・・・・・
大袈裟じゃなくホントにそう思います。
(Ｋｏ－Ｊｉ）

もう９年も経ったんだな・・・。
小学生だった僕も、大学生の俺になった。
中学生だった兄ちゃんも、社会人の兄貴になった。
小学生だった僕が
兄ちゃんの「ＭＯＴＨＥＲ」をやっていた頃とは
周りも自分も変わってしまったけれど、
今の世の中にこそ、「ＭＯＴＨＥＲ」が必要なんだ。
小学生の僕に「ＭＯＴＨＥＲ」は、
色んなことを教えてくれた。
小学生の従兄弟に今度は大人になった俺が
「ＭＯＴＨＥＲ」を買ってやろう。
リメイク版を今の小学生がやって、
あの頃の僕のように感動してくれたら嬉しいなぁ。
とりあえず２つ買うのは、きまりだね！！
（manabu）