vol.14
- virus attack -
『入院そしてセンタンホームページ秘話(前編)』
long time no see.
あれ?long time no seen.だったっけ?
どっちでもいいですけど、おひさしぶりです。
空白のわけは、入院です。
コンピュータのウイルス対策は抜かりなかったし
一世風靡のメリッサちゃんにも見舞われなかったし
「いやー、よかった、よかった」なんて
すっかり安心してる場合じゃなかった。
私自身の身体の中に謎のウイルスが潜入。
4月末ころから調子がおかしくなって
アンチウイルス(抗生)剤は効果ないまま
5月末ころには首のリンパ腺ぼこぼこ。
高熱と解熱剤の毎日が始まってしまったのでした。
昭和大学病院耳鼻科の美人ドクター・コバヤシは
首を触りつつ
「首が腫れるっていうのはねー、いろいろやっかいなのよ。
やることいっぱいあるわよ。
すぐ入院できる?
お子さんいないのね(余計なお世話だ)。
検査と点滴しますから。
ま、腫れが消えないときは切除もあるかも。
入院期間は未定。
もちろん今日も点滴打って、明日から入院だから。」
きりっとしたショートヘアの、
お顔のパキっとした女医さんは、
お顔どおり、パキパキっと決定。
「うわっ、かっこいい、仕事できる女性・・・。」
見とれているうちに、さっさと入院手続き完了しました。
実は私の入院ヒストリーはけっこうにぎやかでして
メキシコ、ニューヨーク、アンカレッジ、トウキョウ
の各地で1回ずつ。
ほとんどは食中毒による「お騒がせ」入院
なのですが。慣れているといえば、慣れてます。
自慢じゃないけど通算5回目。
さて、高層病棟の耳鼻科6人部屋、1105号室。
結構広い。眺めがいい。
テレビも各ベッドについてるし
テレビっ子の私にはナイスな環境でした。
でも9時消灯。
すでにそこは
面倒見のいいおばちゃんとお姉ちゃんの住処で
新入りの私の世話もなにくれとなく焼き
まるで看護婦さんたちがベッドに寝てるみたい。
「あのー、ほんとにみなさん病人ですか?」
といいたくなるくらいお世話がうまい。
見舞客と記念写真とってる患者もいたりして。
首のでこぼこと熱を抜かせば、大笑いしてた入院でした。
それと、これホントの話ですけど
毎朝診察を受けるために出向く部屋、"1101"号室。
点滴ひきづりズルズル出かけていって
よっこらしょと見上げると"1101"というくっきりした部屋番号。
こうでなくちゃね。どこへ行っても「ほぼ日」。
たとえネットワークにアクセスできない病院という孤島にいても。
デジカメ持って行けばよかったなー。
(病院の中は完璧コンピュータ化が進んでました。次は取材しよう。)
それに担当医はダチョウクラブのリーダーそっくりだったから
もうたまらない。笑っちゃって熱は上がるばかり。
結局、数々のウイルスチェックにはひっかからず
謎のウイルスは謎のまま
1週間後には、検査と点滴24時間体制終了。
I'm Homeです。
みなさんもボディのウイルス対策もどうぞお忘れなく。
気のせいか、仕事仲間に免疫力低下している人が多くて
「まさか電磁波浴び過ぎ?」とか言って笑ってますが
最近笑いがひきつっているのはなぜか・・・?
もしかすると影響ないわけじゃないかも、
というのは私の憶測ですが。
医学的な電磁波の人体影響調査を早く進めないと
デジタル社会の新たな深刻になるかもしれません。
そんなこんなの間に「センタン」では
1年のクライマックスを飾る、汗と涙の「報告書」が出来あがり
(今年は8種類です。)
みんな「ふうぅぅぅぅー」って一息ついていました。
そこへすかさず出された「司令塔」の
「ホームページ全面リニューアル指令」。
怒涛のプレッシャーが降り注いでいたのでした。
そういえばワタシにも「デザイン頼むよ」と
入院前に指令が下りていたのだわん。
つづく。
福嶋(まーしゃ)真砂代
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