ご近所のOLさんは、 先端に腰掛けていた。 |
vol.19 ショック!x 3 。
司令塔:「あれ?豆の木ダメだったの?」 って、豆の木じゃないですよぉ。 マリーだよ、マリー。 自分もセンタンで数々の植物を枯らしてきた司令塔 どうもこっそり気にしてくれていたらしい。 でも頬の端で「にやっ」とした?今。 くやし〜。 それにしてもセンタンは植物には過酷な環境。 マシンと空調で乾燥がひどい。 きっと人間にもマジで悪いんだろーなー。 お肌ボロボロだもん。 (老化じゃないのぉ…?) (うるさい、ばしっ!) …………。
****** ****** ****** ****** ****** ****** 難しいですねー、ものを育てるって、花を咲かすって。 絶え間ない育成の努力と水をやるタイミング。 (無理やり「センタンギジュツの育成」とつなげてみる。) 水をやる場所や時を間違えると育たない。 つまり、お金をかけるところとタイミングが大事。 (少々の無理に目をつぶりつつ、つなげる、つなげる。) 前回のPITAC編のときにもお話しましたが、 PITACは頂上に投資という水をたっぷりかけて、 ボトムでしっかり収穫しましょーや、といいました。 (つなげてしまった。) それを受けてアメリカ連邦政府は IT2(Kyon2みたいな名前の、でもアイティ・スクエアードと読む) -Information Technology for the Twenty First Century- を発表。IT予算、28%増額を宣言。 これまでの投資で研究開発を重ねた結果、 こんなにコンピュータが社会に浸透したけれど そろそろ技術も人材も枯渇しそうだから、 水をやるなら「今です!」ということで 「米国の将来に対する大胆な投資」です。 それは3億6,600万ドル増。 それは約440億円補強ということ。 (すでに予算はあるわけです) それはどんな感覚で捕らえられるお金か…。 村上龍氏に任せましょう。 IT2はこの投資の大部分を 情報技術の研究開発に注ぎ込み、 21世紀の情報化社会を 長期的な目で充実をさせていこう というわけです。 その研究開発の3本柱は
その先にあるテクノロジーの未来像は
今まで夢のようだったことが現実になりそうなほど、 それに、映画の Matrix の中のワイアードな世界も すぐに陳腐化してしまうほどに (電話線に頼って移動するのには笑ってしまった) 変化のスピードは速いのである。 読み進めるうちに、すごい世界に出会うことになります。 政策を読んでいるのに、「おもしろく」感じるなんて 不思議。でも、そうなんです。 6月には IT2のImplementation Plan(実施計画)を発表。 さらにBluebook 2000 という計画書で "Information Tehnology Frontiers for a New Millennium" ”新千年紀における情報技術最前線”ロードマップを展開。 次から次へと矢を放つ。いやいやいや。 追いつかないです、 こちらの実情としては…。 へとへとです。何がって、翻訳です。 ほんとは英語でお読みいただくのが 速く正確なのでしょうけど 専門用語もやたら多いし、英語だと眠くなっちゃって ななめに読むこともできないし というわけで、センタンとしては全部とはいきませんが かいつまんで、こつこつ和訳を作ったりしています。 アメリカ経済のド健康の素。 そうやって新産業を興し、経済を活性。 雇用を創出。 どう見ても循環が良さそうです。 もっともっとIT2のことはこちらでどーぞ。 Computing, Information, and Communications ではまた。 *タイトルは顔文字ではありません。 福嶋(まーしゃ)真砂代 |
1999-11-02-TUE
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