vol.30
- Hello, earth! No.2-
今日はvol.29からの続きとお知らせがあります。
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で、私は"earthday2000" 記者発表@原宿というイベントに
音楽を愛する友だちが参加するというのでのぞいてみました。
行ってみるとこれがなかなか
インターネットを違う角度で考える夜でした。
その日は記者会見ありの(遅刻してしまったぁ。)
パネルディスカッションあり
オーガニックカフェがあったり
アンビエントなコンサートもありの
踊る人あり、DJあり、気持ちいい音楽ありで
にぎやかに地球を考えるイベントが朝まで続いていました。
これはずっとインターネットライブ中継がされてたそうです。
誰かキャッチしてたかな?
ホントはわざわざ「地球を考える日」を設定しなくても
オノオノ毎日考えるべきビッグイッシューなんですけど
やっぱり立ち止まってイベントして呼びかけないと
毎日が矢のように忙しい人々の注意を喚起するのは
難しいのですよね。
だからこのにぎやかさは必要なのだろうと考えました。
さてパネルディスカッションのパネリストはユニークな面々。
映画「地球交響曲/ガイアシンフォニー」の龍村仁監督
「海亀通信」を発信中の作家、宮内勝典さん(日記に注目)
「フー太郎の森基金」代表の作家、新妻香織さん
シンク代表の竹内宏彰さん
アースデイの事務局から安西尚人さん
ナビゲータは谷崎テトラさん
テーマは「地球の未来へ」(うおぉぉぉ!)
話は環境問題からどんどん「伝える」ということへ移りました。
デジタル社会において
「伝える」ための大切な3つのことは
情報、経験、魂
と話されたのは、確か龍村監督でした。
この3番目の「魂」という言葉にドキッとしますねぇ。
『自分なりの物語を創生することによって
想像力が動く瞬間に「感動」のプロセスがあり
そこではじめて「伝わる」。
デジタルというのはあくまでも「道具」
なのであり伝えるものは「言葉」である』
そのとおりなんだけど(すいません)
やはりあのガイアシンフォニーの監督の言葉は
お腹に響くんです、これが。
つまり「言葉」というものが伝わらないコンテンツは
空っぽなのだということですね。
そして伝えるためには自身の経験と感動が必要だと。
(どうも独りで感動してしまったようで申し訳ない)
リアルが空洞だと成り立たないデジタル
いや成り立ってはいけないという警鐘だと受けとりました。
そんなこんな、ぐっとくる言葉が
龍村さんらパネリストのみなさんからこぼれてきて
地球の未来へのメッセージはこんなところに落ち着きました。
「大きな変革の時は、目の前の小さな変革を行動に移そう。
それは孤立しているのではない。つながっていることなんだ」
これはまさにdarling のOnly is NOT Lonely. ですよね。
うわぁ、なんだ、つながってるねー。
それから「大きな変革」というのは
やっぱり「デジタル革命」を指すのですね。
この種の環境活動っていうのは、
「草の根」といわれるとおり、なかなか地味かつ忍耐の活動で
身近なことなのに人の関心度が低い話題だったりする
わけですが、インターネットの時代だからこそ、
この道具を駆使して人がつながるには
最高の環境が整いつつある現代であり未来なんですよね。
「Think globally, act locally」じゃないけど
インターネット世代としては
アースデイは要チェックだなーと思いました。
というか、今まで私が知らなさ過ぎるということでした。
みなさんも来年の4月22日にはちょっと注目して
身近なアースデイイベントに顔を出してみるのは
いかがでしょうか?
おっと、その前にセンタンでもうすぐイベントがあります。
(アースデイとは関係なく、です)
"AITEC Seminar2000"
という調査研究報告会が6月22、23日にあります。
くわしくはホームページをご覧ください。
「伝わる」のかどうか…。
専門度は高いかもしれませんが
興味のある方はお申し込みの上、ぜひお越しください。
受付でお待ち致しておりますので声をかけてください(笑)。
marsha
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