BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第22回 ブーメラン世界大会への道2000<その9>

MA・I・DO!
嵐のトギーです。
<その9>は「個人戦1日目」

連帯責任にビビりながらの団体戦からも解放され、
2月10日からは自分勝手な個人戦のスタートなのだ。
前回のアメリカ大会では、種目別で5位に入ったので、
今回も「行っとくか!」と思っていると、
朝からとんでもない強風。
嵐がやってきたのだ!
そんな中、個人戦はスタート。

1種目目はファーストキャッチ(第4回参照)。
トギーがいちばん得意としてる種目なんですが、
あまりの強風に、ほとんどの選手が苦戦。
1分間で5回キャッチできた選手が、
約120名中、なんと10数人。
世界の代表選手でも、この風は操れないのだ。

それでも2種目目スタート。
ところが、いよいよ、みんなの態度が
「これじゃー、試合にならんやんけ!」
といった雰囲気に。
ビニール袋が遙か上空に吸い上げられていく中、
ブーメランも風にあおられ、
そのまま行方不明になったりと、
まさに嵐、嵐、嵐。
そんなわけで、少々もめましたが結局翌日に延期。

ってなところで、
今回の原稿も風にあおられて方針変更!?
昨日行なわれた室内大会のことを書くのだ。
このコラムでも、「恐るべし技」を紹介してきましたが、
さすが世界大会。
今回も恐ろしい技が登場しました。
その名も「ドンキーキャッチ」
(本当にこう呼ばれてるのです)



見てください。
ちゃんと逆立ちして足でキャッチしてます……!
やっぱりアメリカ人は、何をやらせても凄い。

さらに、スポンジ製のおもちゃブーメランを、
口で吸ってキャッチする技も登場。
題して、「バキュームキャッチ」。
「スーーーー」と音を立てながらキャッチする様には、
笑えました。
いやはや、世の中にはまだまだ恐ろしい技があるようです。

ということで、嵐の個人戦1日目は延期になったのねん。
そして、次回はトギー自身のクライマックスとなります、
個人戦2日目なのだ。
お楽しみに。

次回に続く。

2000-03-02-THU

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