ブーメランのある暮らし。 |
もともとは、 「ブーメラン世界大会への道」というタイトルで スタートした連載だったのですが、 世界大会もひとまず終わったわけですし、 次の世界大会までしばらく時間もあるので、 もっと気軽に、 日常生活に根付いたブーメランというものを、 語ってもらうことにしました。 「誰でもいちおう知っているけれど、 よく考えるとなじみがない」そんなブーメランを、 世界中の人にもっとわかってもらいたい。 ブーメラン伝道師・トギーの往く道は、 けっこう長くてつらそうな気もします。 でも、お気楽に歩いています。 |
第93回(最終回) 本当に実現! ブーメラン宇宙の旅 <後編> 毎度ー! トギーなのだ。 今回は、宇宙ブーメランのお話の続きです。 3月18日、トギーの長年の夢がついに実現しました! 宇宙ステーションに滞在中だった土井宇宙飛行士が、 トギー作の紙ブーメラン「ドリームシャトル」を、 自由時間に飛ばしてくださったのだ。 翌日、 「ちゃんと戻ってきました」 「素晴らしい飛行でした」 とJAXAの方を通じて、 土井さんからのコメントも届きました。 その数日後から、数多くのメディアで取り上げられました。 福田首相と土井さんとの会見でもブーメランが話題になり、 ビックリしちゃいました。 無重力での映像は、諸事情で公開が遅れましたが、 4月30日に無事に公開されました。 (JAXAのホームページで見ることができます) トギーの予想は「らせん状に上昇する」でしたが、 飛行の軌跡はほぼ地球上と変わらず、かなり驚きました。 ブーメランは宇宙でもブーメランでした。 とは言っても、やはりそこは無重力空間。 飛行の後半は重みを感じない飛び方で、 レールの上を走るようで独特でした。 あと、キャッチミスしてもドロップにならないのは、 やっぱり無重力ですね。 とにもかくにも、長年の夢が叶い、大興奮の数ヶ月でした。 宇宙での貴重な自由時間をブーメランに割いていただき、 土井さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 一生の宝になりました。 どうもありがとうございました! さてさて、大きな夢が叶ったということで、 長年お付き合いいただきましたこのコーナーも、 今回のお話で最終回となりました。 お付き合いいただいた読者の皆様、 イトイさんをはじめ、ほぼ日編集部の皆様、 構成していただいた橋本長官、 本当にありがとうございました。 ブーメランのコーナーは終わってしまいますが、 ブーメランしか脳のないトギーは、 これからもまだまだ「ブーメランのある暮らし」を 続けていくこととと思います。 ほぼ日読者のみなさまに、 たくさんのハッピーがやってくることを願いつつ。 Many Happy Returns!! トギー(栂井靖弘) KBN(関西ブーメランネットワーク) http://www.kbn3.com |
2008-05-18-SUN
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