第55回 ドイツ世界大会への道<その3>
毎度トギーなのだ。
「ブーメラン世界大会への道
2002 ドイツ編」(長い!)
の3回目。
ずいぶん間が空いちゃいました。
現地から報告するつもりだったけど、
予想通り(?)ネットがつながりませんでした。
ユースホステルの部屋には、
物理的に電話がなかったです・・・。
と、嘆いていても仕方がないので、
早速出発の時のお話。
2002年7月28日(日)朝7時、
重い荷物を引きずり、関西空港に到着。
いやいや、かなり重かったです。
というのは、トギーが作った本(第43回参照)を、
ぜひ各国の選手に見ていただこうと、
30冊用意して詰め込んでいたのだ。
(増刷を記念して気前よく!)
「beautiful」とか
「fantastic」と言われるんだろうな・・・、
とニヤニヤ想像しつつチェックイン。
ところがそこでトラブル発生。
なんと、大型のスーツケースと、
その本を入れた小型のスーツケースが重量オーバーで、
見事に引っかかったのだ。
「別途料金が必要になります」と言われ、
「beautiful」のためなら少々は仕方がないと思い、
「で、いくらですか?」と聞いたら、
対応してくれてた人の顔色が少し変化。
パソコンを数十秒たたき、出てきた答えは、なんと!
「17万円です」
「ええぇぇっ!! じゅ、じゅーななまんえん???」
耳を疑いながらも大声で叫び、
「もうひとり行けるやん!」って言っちゃいましたよ。
多少は覚悟したけど、17万円とは驚いた。
そんなお金はもちろんありませんので、
泣く泣く紙ブーメランの本と「fantastic」は
日本に置いていくことに・・・。
ああ、残念・・・。
そんなトラブルを乗り越えて、
とりあえず飛行機はフランクフルトに向けて出発。
フランクフルト到着後は成田発組と合流し、
さらにハンブルグに飛びました。
開催場所のキールという街までは、
空港からさらに車でアウトバーンを飛ばし1時間。
結局大阪の自宅から約20時間かけて、
やっと宿泊所に到着。
早速、宿泊所の中庭に行ってみたら、
見覚えのある顔がたくさん!
2年半ぶりの再会なのだ。
トギーに気が付くとみんな次々に、
「TOGAI!」「トガイ!!」(本名)と、
叫んでくれました。
そんなに人気があったかなと思いつつ、
一人一人声をかけ、再会を喜んだのだ。
みんなの顔を見て元気になったけど、
さすがに長旅の疲れもあったので、
早々に部屋に戻って休むことに。
ところが、ここでまたもトラブル発生!
スーツケースの中で、シャンプーが爆発していたのだ。
もう、その後処理がめんどくさいったら、ありゃしない。
とほほ、ですよ。
荷物の重量オーバーに続いてシャンプーの爆発。
「ついてないな・・・」とも思ったけど、
まぁこの段階でトラブルが発生しててくれれば、
あとは大丈夫だろうとポジティブに考えることにした。
ところが、これだけでは済まなかったのだ。
その後またしてもトラブルが・・・。
続きは次回に。
トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
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