ブーメランのある暮らし。 |
第84回 旭川世界大会への道<その2> 毎度!ってことで、その2です。 今回の世界大会は北海道旭川での開催です。 選手として出場するのはもちろんのことですが、 今大会はホスト国なので、 何度か大阪から旭川へ飛び、 フィールドレイアウトを決めたり、 全体の収支の概算を見積もったり、 大会期間中のタイムスケジュールを決めたりと 二足の草鞋で大変だったのだ。 大会1週間前には2人のメンバーと共に、 フェリーで20時間かけて北海道へ。 ほとんどの外国人選手は飛行機での来日なので、 トギーたちの当面の仕事は空港でのピックアップ。 いつ到着するか分からない選手を出口で待ち、 車に乗り切らないほどの荷物を抱え、 片言の英語とゼスチャーで宿泊施設まで送るのだ。 お腹が空いたというドイツ人選手10人を、 深夜のコンビニに連れ行ったりもしました。 当然、店員さんも驚きまくりです。 そうそう、今回の宿泊施設は日本旅館だったのだ。 全室畳の部屋で、お風呂は大浴場のみ。 日本人でも泊まる機会の少ないそんな旅館に、 世界各国の選手約100人が泊まったのだ!! 旅館の人もさすがにビックリしてましたよ。 日本のスタイルに順応できるか心配でしたが、 ほとんどの選手が、 ちゃんと浴衣を着て、 正座もして、 お箸で食事をしてました! 大浴場もお気に入りで、 長湯をする選手も多く、 トギーはすっかり安心したのでした。 そんな旭川世界大会のロゴマークはこれ。 日本列島をブーメランに見立てたデザイン。 このロゴは、なんとトギーのデザインなのだー! 大会パンフレットやポスターに刷り込まれ、 賞品の楯にも使われました。 さてさて、そんな自分デザインの楯が、 自分の手元に戻ってくることを願いつつ、 いよいよ世界大会が開幕します。 次回は、団体戦の模様をお伝えします。 トギー(栂井靖弘) KBN(関西ブーメランネットワーク) http://www.kbn3.com |
2006-07-30-SUN
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