第25回 ブーメラン世界大会への道2000<その12>
だぁーも!トギーでおます。
<その12>は「まとめ(後編)」。
前回、世界トップ選手との力量差を書きましたが、
他にも差があるのでは?と考えてみたのだ。
まずは仕事や趣味。
ブーメランはアマチュアスポーツなので、賞金は出ません。
だから、他に仕事を持ってる人がほとんどなのだ。
で、トギーはと言うと、
製造業の会社でコンピューター業務をしています。
他の選手は、先生、スポーツインストラクター、医者、
大工、学生、とバラバラ。
でも、何となく共通してる部分はあって、
みんな「芸達者」なのだ。
お手玉が上手かったり、ヨーヨーが上手かったりと、
遊び関係は抜群。
トギーも世界大会で、けん玉を披露したことがあるのだ。
今回、世界チャンピオンになったスイスのマニエルという
選手も、ジャグラーなのだ(本職ではないかも?)。
お手玉を4、5個でやってました。
中にはブーメランを売って飯を食っている人もいますが、
世界的に見てもやっぱり数人。
まだまだマイナーなのだ。
ということで、仕事や趣味に関してほとんど差はない。
となると、練習環境か?
やはり日本のように狭くないので、
庭先で一投げ、なんてことも出来るそうです。
でも、「練習してるか?」と聞くと、
「あんまり」と答える選手が多いのだ。
それでも上手いんだから、手に負えない・・・。
トギーなんて今は週1回の練習ですが、
去年の夏前は毎朝投げていたのだ。
いやはや、練習量より練習の質なんでしょうか?
センスの問題という意見もありますが・・・。
反省はこれぐらいにしておいて、
最後に、今回の世界大会がらみで、
トギーやそのチームを助けて下さった方々を、
感謝の気持ちを込めて紹介しておきます。
スポンサーになっていただいた上に、
オーストラリアで中華までご馳走して下さった
任天堂オーストラリア社長の柴田さん。
ブッキングの調整やユニフォーム作りのために、
ご尽力下さった任天堂の川口さん。
スポンサーになっていただき、
影で支えて下さった三菱鉛筆の成伯さん。
それから、このコラムの編集をしていただいた長官。
ズッコケ・トギーをいつも温かい目で応援して下さった
イトイさんをはじめ、ほぼ日スタッフの皆さん。
本当にありがとうございました!
世界3位になれたのは、皆さんのおかげです。
また次大会に向けて頑張りますので、
今後とも、よろしくお願いします。
ということで、
オーストラリアでの世界大会を語った、
「ブーメラン世界大会への道2000」シリーズも
今回で終了。
次回からは通常版に戻るのだ。
次の世界大会はドイツかフランス。
世界の頂点を目指し、
「もっともっとやったるでぇー!」
のトギーでした!
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