第32回 オリンピックでブーメランだぁー
こんちは、トギーですわ!
今回は、「シドニーオリンピック」のお話。
みなさん見てますか?オリンピック。
トギーも見てますよ、オリンピックのブーメラン。
えっ?
って、声が聞こえてきそうですが、
いっぱいブーメランが出てるんだな、これが。
まずはロゴマークを見るのだ。
ちゃんとブーメランが入ってるでしょ。
3つのブーメランが、躍動する選手を表していて、
その上にオペラハウスが描かれているのだ。
このブーメランによる選手の姿って、
次の世紀に前進する意味も込められているんだって。
ちなみにトギーは、このマークが発表された
1996年9月17日の新聞の切り抜きを、
大事に持っているのだ。(笑)
話を戻しますが、
ロゴマークのデザインを変形したものが、
各種目のイメージ図にも使われているんですよ。
気づきました?
たとえば水泳だと、クロールしている手がブーメラン。
体操だと、逆立ちしてる足がブーメランなのだ。
会場とかにいるスタッフが着ているカラフルな
ジャージにもいっぱいブーメランが入ってますよ。
さらに、開会式にもブーメランは出ていたのだ。
先住民族のアボリジニが出てきたけど、
手にはちゃんとブーメランを持っていました。
トギーが今年の2月にオーストラリアへ世界大会に
行った時も、ああいった形でダンスをしていたのだ。
(※第19回参照)
そしてクライマックス。
水の中から出てきた幻想的な聖火台。
アトランタ五輪陸上女子400メートルの銀メダリストで、
アボリジニのキャシー・フリーマンさんが
持っていた、あのトーチ。
ちょっと曲がっていたでしょ。
あれは点火しやすい為じゃなくて、
ブーメランがイメージされていたのだ。
ウォー!
すげーいっぱいブーメランが使われているぜい。
感激なのだ。
4年前にシドニー五輪のロゴマークが発表された時、
4年後のトギーは、開会式の場に立っていると
思っていたのだ。
アボリジニの踊りではなくって! 選手としてですよ。
オーストラリアが舞台で、
ブーメランが公開競技になっていて、
日本代表のトギーが日の丸をつけて……。
……残念ながら夢は叶わず、
新聞の切り抜きは色あせてしまったけど、
4年後のアテネはきっと日本代表として……。
と再び勘違いをしながらオリンピックを
観戦しているのだ。
ということで、今回はオリンピックのお話でした。
日本選手のみなさん!
トギーの分まで(?)がんばってやー!
トギー(栂井靖弘)
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