BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第58回 ドイツ世界大会への道<その6>

毎度トギーなのだ。
「ブーメラン世界大会への道
 2002 ドイツ編」(長い!)
の6回目。

これ以上ないアクシデントに見舞われ、
元気な選手が6名から4名に減った日本チーム。
それでも、なんとか踏ん張って、
団体戦をこなしていたのだ。
ところが、今度は思わぬところで、
またしてもトラブルが!

団体戦が中盤を迎えた頃、
女性ナショナルチームとして参加している
日本選手の顔色が朝から悪い。
なんとかフィールドまで行ったものの、
ついにテントで横になってしまったのだ。
その後宿舎に戻り、休息をとったけど症状が悪化。
そして、なんと入院。
原因は熱中病と過労みたい。

さらに! 
サポーターとして遅れてドイツ入りした女性が、
飛行機の中で意識を失って倒れ、
また別の女性もドイツ入りしてから意識を失い、
目の前で倒れたのだ。
ヒョヘー!
どうなってるんでしょう?
女性ばかり3人連続で倒れちゃった。

ここまで来たら、不運を通り越して、
呪われてる感じなのだ。(笑)
残りの日本人も、トラブル待ち状態?
どこまで続くんでしょうか?


と、ここまでは不幸なトラブル続出でしたが、
気分を変えて良いトラブルも書きますね。

世界大会では毎回恒例で、オークションが行われるのだ。
各国の選手が趣向を凝らしたブーメランや、
各種関連グッズなどを出展。
トギーは、出国時に重量オーバーで持ってくることが
出来なかった(第55回参照)紙ブーメランの本を
1冊だけ持っていたので出展。
いやいや、これがなかなかの評判。
値段はどんどんつり上がり、
約5000円で競り落とされました。
なんと定価の5倍なのだ!

競り落とせなかった選手達が寄ってきて、
「なんで、もっと持ってこなかったのか?」
とトギーに可愛く猛抗議。
「持ってきたかったんだけど重量オーバーで・・・」
という英語が話せず(泣)、やきもき。
結局、
「ぜひ送って欲しい!」
という要望は理解できたので、
日本に帰ってから郵送することにしました。
現地で売っていれば大儲けだったのに、
日本から郵送することになると大赤字!
なんてせこいことは考えないようにして、
とにかく、トギーの紙ブーメランの本が
世界に羽ばたくのだから素直に喜ぼう。
日本から全世界に向けて投げるのだっ!!


さて、いよいよ世界大会・団体戦も終盤。
ということで、いろんなトラブルも終盤。
いよいよ我が身にトラブルが襲いかかるのであった!!!

続きは次回に。


トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com

2002-11-08-FRI

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