BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第60回 ドイツ世界大会への道<その8>

毎度トギーなのだ。
「ブーメラン世界大会への道
 2002 ドイツ編」(長い!)
の、いよいよ最終回。

今回のドイツ世界大会の結果は、
やはり強い国は強いって感じでした。
優勝は8年ぶり(4大会ぶり)に返り咲いたアメリカ。
準優勝は4連覇ならず、開催国のドイツ。
3位はレベルアップが凄まじいスイス。
そして、我が日本チームは、前回と同じ6位。
5位のフランスに、またしても勝てなかったのだ。
実はずっとフランスに勝てないんですよ。
前半戦は良い勝負してたんだけど、
後半はずるずる落ちちゃいました。
あぁ・・・悲しい。

でも、チーム戦の種目別では、
2種目で3位入賞を果たしたのだ。
その1種目はなんとチームリレー。
ケガの痛みに耐えながら走った甲斐がありましたよ。
(第59回参照)
もともとトギーの超苦手な種目なので、
出場する予定ではなかったのに、
結果こうなってかなり嬉しかったです。
しかも、この種目はノーミスだったので、
さらに嬉しさ倍増!

そうそう、あと今回の世界大会を振り返ってみると、
ブーメランの大会ならではの趣向もありました。
例えばシャボン玉。
何に使うかわかりますか?
なんと、風上からシャボン玉を飛ばし、
風向きや風の強さを選手に教えているのだ。
「きれいな風だ!」とか、
「さっきより強くなったぞ!」とか、
英語で指示してました。
見えない風の流れが見えるわけですから、
投げる選手はかなり参考になったと思いますよ。

さらに、トランシーバーによる情報戦。
他のチームが出した記録やミスした状況を伝え、
次の作戦に反映させてました。
勝負にでるか、堅くいくかの見極めが、
情報をベースに選択できますから、良いですよね。
長い団体戦ではかなり有効なのだ。

2年後の次の大会に向けて、
日本チームもいろいろな作戦を考えないとな・・・。
ちなみに、今回トギーが取った作戦と言えば、
アミノ酸の多量摂取。(作戦なのか?)
かなりスタミナはついたけど、
当然お金は出ていきました(泣)。


てな感じで、ドイツ世界大会への道、
長いお付き合いありがとうございました。
トラブル日記みたいになっちゃいましたが、
楽しんでいただけました?
ちなみに、団体戦の後に個人戦もあったんですが、
報告は割愛させていただきます。
えっ?なぜかって?
だって、順位が・・・。
恥ずかしくて、とても書けないのだ。
個人戦は順位がトラブってしまったという事で、
許してくださいな。


ってことで、次の世界大会は2004年フランス。
来年は早速予選です。
根性入れ直して、また夢の舞台目指し、がんばるのだ!


次回からは通常版に戻ります。

トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com

2002-12-19-THU

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