坊さん。
57番札所24歳住職7転8起の日々。

第39回 丸亀に行ってきました。

ほぼにちは。

密成です。

トイレの回には、いーーっぱい
のメールありがとう!!
(僕は早めにバンバン原稿を送信するので
 これを書いている前日にアップされたんです。)

現実的にかなり助かってます。

僕たちっていろんな
サービスに対して不満がある時

「なんで、こんなんも、気付かないの?
 アホか!」

なんて気軽に言ってますが
いざ自分が作る側に回ると
なかなか細かい“あたりまえ”の部分に
気付かないんだよね。
びっくりするぐらい。

例えば、今回もらった
メールのおかげで
僕はみんなに1個、約束することができます。

「トイレの個室に手荷物用の“棚”を作ります。」

ホント、忘れてたなぁー。
タイルに直に置くのって
ヤなもんだよね。
中には
「ハンドバックは口にくわえます。」
なんて人もいたりで、かなり重要ですね。

それと女の人が
不特定多数の人が使う「洋式」が
苦手な人が多いというのも意外な発見でした。

でも苦手とかじゃなくて
「洋式」じゃないと“ムリ”
という人が多いのも了解です。

「和式じゃないと(フォルム、カラーによる)
 体調チェックができない。」
という男性もいらっしゃいましたが
「振り向いて、のぞきこめば」
できるんじゃないでしょうか?
でも、僕も洋式に変更になってから
“体調チェック”しなくなりましたねぇ。
そういうものかもしれない。

「恥ずかしくて、メールしなかったけど
 みんな出したんだ・・・。」

という方も、みんなドドーッと
メールくれてるんで
今からでもくださいね。まだ間に合います。

僕は「東京に行けなかったから」
というわけでも、ないんだけど
葬儀の翌日、香川県の丸亀に行ってきました。

ここには、元気になりたい時
僕が訪れる場所があって
それは

「猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう)現代美術館」
という駅の近くの美術館です。

僕は猪熊さん(あえて、親愛なる感情を込めて“さん”で)
の“顔”をいっぱい描いた作品群が大好きなんです。

ポップアートっぽくもあり
イラストレーションっぽくもあり
“ゲイジュツ”な感じも満載で
とにかく大好きです。

語りたくなる大好きなもの、と
ただ観ていたい、大好きなもの
がありますが
猪熊さんは僕にとって、後者です。

ただ作品の前で
ニコニコするだけでOKです。

あぁ!
よかったよー!
画集も買ってしまった。
(おすすめはイサム ノグチの石の作品集と
 2冊セットになった本です。)

香川に行ったからにはもちろん
「うどん」という野望もあります。
食べたことのない
“醤油うどん”が食べてみたい!

そこで、一緒に行った人が
トイレに行っているすきに
本屋で立ち読みしていたスケーターの
(スケートボードを、かついでた)
地元のにいちゃんに

「この辺でおいしいうどん屋、知りませんか?」

と、聞いてみました。
(僕はこれを、よくやります。)

少しギョッとしてたけど、

「・・一軒、知ってる。
 5分ぐらい歩くから連れってってあげる。」

というわけで
地元の人が集う、うどん屋を教えてもらいました。

しかも、たまたま“醤油うどん”
に力を入れてる店で
醤油が10種類以上から選べるんだよ!
しかもうどんの上に、目の前で揚げてくれる
“ちくわの天ぷら”がのってて、これが、もう!

でも大将によると
「麺が一番、最悪な時間帯だよ、今。」
(午後3時頃でした。)
ということでした。
正直な人ですね。でも、いい人だった。
(店の前で写真を撮ってくれた。)

ハッピーな気分になって
目に付いた和菓子屋さんで
苺大福を1個、買って食べましたが
これはすんごく、まずかったです。生臭かった。

「たぶん、あのおばちゃんが
 ケツ掻きながら、作ったんだね。」

と言ったら、かなり嫌われました。
あたりまえか。

というわけで
元気をかなりもらってきましたよ。

そういえば
かなり前になりますが“フケ”の回にも
メールいっぱい、ありがとう。

とりあえず「シャンプー」をやめたら
「かゆみ」は止まりました。
今は「赤ちゃん用石鹸」で洗ってます。
(メールで教えてもらった。)

ヘアースタイルが似てる人の多い
坊さん、芸術家、メジャーリーガー
の皆様はぜひ注目して下さい。

ミッセイ

2002-03-14-THU

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