WBA・WBC・IBF 世界ヘビー級王座統一戦
「イベンダー・ホリフィールド 対 レノックス・ルイス」
11月14日(日)AM11:00〜
WOWOWで独占生中継
おだ奮闘レポート(11月10日:記者会見)
昨日のハードワークというか1日半不眠状態のおかげで
快適な朝を迎えることができました。
無理する効能もたまにはあります。
今日は記者会見がありました。
場所はラスベガス・ヒルトンホテルです。
会見の様子の前に「賭け」ついて書かせてもらいます。
ラスベガスといえば「ギャンブル」。
これははみなさんご存知のとおりです。
スロット、カード、ダイスなど、マシンやテーブルで
カジノは24時間の不夜城です。
しかし、自分で参加する以外の賭けもあります。
それが“スポーツブック”と呼ばれる、
スポーツの結果を対象としたものです。
エキサイト・マッチ番組内で解説しているジョー小泉さんが
「現地のオッズは・・・です」ということがよくあります。
これは試合に賭けることができるものを言っているのです。
ボクシングも例外ではありません。
ちなみに今回の倍率はこういう状態です。
ルイス勝ち →-190
ホリフィールド勝ち →+160
これは日本とアメリカの数字基準の差のように
(センチとインチ、キロとパウンド、
リットルとガロンなど)最初に見た人には
分かりにくいものです。
これはこのようなことになります。
ルイス →100ドル勝つために190ドル必要
ホリフィールド →100ドル賭けると160ドルの利益
つまり+が不利で、−が有利ということです。
100ドル賭けた場合は
ルイス →-190=152ドルの受け取り(1.52倍)
ホリフィールド →+160=260ドルの受け取り(2.6倍)
なんとも複雑ですがお分かりでしょうか?
100ドルが基本で考えられているため
複雑なものになります。慣れるとそうでもないですが……。
その他にも
・9R終了までいくか、いかないか?
いく →-130
いかない →EVEN(2倍ということです)
・ルイスKO勝ち+150、判定勝ち+160
・ホリフィールドKO勝ち+250、判定勝ち+250
・引き分け+1200(なんと12倍)
・両選手各ラウンドごとのKO勝ち →12倍から30倍
などがあります。
もちろん野球、アメフト、ホッケー、バスケットなど
全てのビックゲームが対象になります。
またシーズンオフには来シーズンの優勝チーム予想などの
倍率も出ます。ただしサッカーはほとんど見ません。
やはり日本とは文化が違うようです。
さて会見の様子ですが、
今回はいつもおとなしいルイスが狼煙を上げました。
「ホリフィールドが唄いながら入場してくるのは
今回が最後だ」
(ホリフィールドはゴスペルを唄いながら
入場するのです。練習でも唄ってます)、
「多くのパンチを浴びせる」、
「勝てるわけがない」、
「言い訳ばかりしている」
など過激なものでした。
対照的にホリフィールドは非常に落ち着き
「チャンピオンになるのは自分」
と冷静に語りました。
7年ぶりにヘビー級王座がひとつになる試合まで
あとわずかです。
明日はいよいよ」計量です。
WOWOWスポーツ部
小田真幹
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