BOXING
私をリングサイドに連れてって。

『師走は初心者の方も楽しめる総集編』編

今年も1年が過ぎます。
TV関係者には特番が続く、非情な時期が
やってきております。
そういえば去年の今頃は「前田対カレリン」戦の
様々な仕込みを行なっていた記憶があります。
「今年の年末は楽をしよう」と毎年思うのですが
神様は許してくれません。
この繰り返しで歳をとっている気がします。

WOWOWエキサイトマッチの1年はというと、
アメリカの盛り上がりを
そのまま伝えることができる形で
非常に充実した年でした。
12ヶ月を振り返るとスペシャル番組だらけでした。
1月「タイソン対ボタ」
2月「デラ・ホーヤ対クォーティ」
3月「ホリフィールド対ルイス」
5月「デラ・ホーヤ対カー」
9月「デラ・ホーヤ対トリニダード」
10月「タイソン対ノリス」
11月「ホリフールド対ルイス」

もちろんこの他に年45本のレギュラーがあります。
なんといってもボクシングにはシーズンオフがありません。
うれしいやら悲しいやら・・・。
放送試合数にして150試合以上、
そのうち90試合強が世界タイトルマッチでした。
全て観ている、という人はなかなかいないでしょう。
プロデューサーがこんなことを書くのもいかがなものか、
と思いますが。

というのも年も押し迫ったクリスマス25日(土)18:00
今年の集大成「'99年総集編」を放送するからなのです。
おなじみジョー小泉氏、浜田剛史氏を中心とした
有識者が選ぶ年間ベスト(バウト)10を筆頭として
鮮烈KO集、またトピックスを集めた情報コーナーなど
満載です。
スペシャルマッチはもちろん、
レギュラーもカバーしてますので
専門的な要素は二の次にして初心者の方も気軽に楽しめ、
ボクシングの魅力満載シーンを詰め込み、
今年1年の動きが全てが分かるように作ってあります。
ぜひ機会があれば見てもらい、
ご意見なども貰いたいと思います。
Boxnight@aol.com

2000年はルイスが統一したヘビー級タイトルを
タイソンをはじめとするアメリカ勢が取り返し、
「強いアメリカ」を再び!! 
や、2メートルを超えるクリチコ兄弟の動向は? 
など魅力満点です。

また黄金と呼ばれた80年代中量級に匹敵する
中量級ウォーズが勃発しそうな気運もあります。
トリニダードに敗れたデラ・ホーヤの巻き返しに
やはり注目が集まります。

そして日本人にも良い選手がたくさんいる軽量級では
ハメド、モラレス、ガルサ、メイウェザーらによる
さらなるビックマッチも行なわれ、
空前のボクシングブームとなるでしょう。

すでに1月末に「タイソン対フランシス」
2月末には「デラ・ホーヤ対コーリー」などの
ビックイベントの情報も続々入ってきております。
現地に行った際にはレポートを入れますので
ぜひ見てください。

また、翌日の26日(日)14:00からは
「99年ヘビー級一挙放送」もあります。
こちらは注目のヘビー級スペシャルを
ノーカットで放送します。
採点を確かめながら見るのも一興です。
硬柔取り揃えてますので、
これからも「本物」を堪能してほしいと思います。

WOWOWスポーツ部
小田真幹

1999-12-21-TUE

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