リングス編 第1回
<RINGS WORLD MEGA-BATTLE
OPEN TOURNAMENT KING OF KINGS>
前田日明がシベリアの白熊、カレリン戦で
引退してから1年。
リングスは総合格闘技というジャンルを
さらに進化させました。
キーワードは「ノーホルズバウト」と「開国」です。
オープンフィンガーグローブ使用可能の
真の格闘ルールを掲げ、
今までのネットワーク中心のマッチメークを革新し
腕自慢の他流格闘家を召集、
最強を決めるトーナメントを開催したのです。
すでに昨年の10月と12月に
1、2回戦が終了していますが、
その参加選手の顔ぶれ、そして試合内容たるや
驚くべきものでした。
総勢32名。世界格闘界の精鋭の中から、
2月26日に行なわれる日本武道館での決勝に残ったのは
下記のわずか8名。
田村潔司(RINGS JAPAN)
イリューヒン・ミーシャ(RINGS RUSSIA)
アンドレイ・コピィロフ(RINGS RUSSIA)
ギルバート・アイブル(RINGS HOLLAND)
ヘンゾ・グレイシー(BRAZIL)
アントニオ・ノゲイラ(BRAZIL)
レナート・ババル(BRAZIL)
ダン・ヘンダーソン(USA)
1、2回戦で敗れたリングス勢は
山本宜久、高阪剛、金原弘光、坂田亘、
ビターゼ・タリエル、グロム・ザザ、
ヴァレンタイン・オーフレイム、
クリストファー・ヘイズマン、ボリス・ジュリアスコフ、
リカルド・フィエート、リー・ハスデル、
ゴギテゼ・バクーリ、コーチキン・ユーリー、
ラバザノフ・アフメッド、アルスタ・オーフレイムの
15名にのぼります。
特に優勝候補にあげられていた山本選手、高阪選手は
相手の勢いに屈する形で敗退してしまいました。
彼らが決して弱いわけではなく、
このトーナメントがそれだけプレッシャーが強く、
相手の情報も少なく、そして過酷という証拠です。
現に大阪で勝った田村選手は決勝進出を決め、
涙を流していました。
一体誰が優勝するのでしょうか?
格闘界を席捲するブラジル勢に屈してしまうのか?
リングス勢がその勢いを止めるのか?
全くわかりません。
優勝するには相手を倒すのは当然ですが、
1日3試合というリングス史上例をみない
過酷な条件をクリアしなければなりません。
スタミナ、戦術を考えなければ頂点には立てないでしょう。
また体格、体重で劣る選手には不利といわざるを得ません。
次回は注目の組み合わせと優勝予想をしたいと思います。
WOWOWでは2月11日(金)午後11時40分から
「リングスSP世界最強決定間近」を。
2月26日(土)午後4時から注目の決勝大会を
生中継しますので、ぜひみなさんも戦力分析をして
優勝者予想、そして最強者決定の瞬間を味わって下さい。
現在われわれ番組スタッフは総力をあげて取材中です。
つい昨日アメリカ・NYでヘンゾの直撃取材に成功。
さらにブラジル取材でグレイシーを筆頭とする
「柔術」取材を敢行予定です。
そして注目の田村選手の取材も、もちろん紹介いたします。
私自身も2月初旬、オランダへ渡り、
大穴アイブル選手の取材に行きます。
またボクシングでも下記スペシャルが
目白押しなので、こちらも注目して下さい。
1月30日(日)午後6時から
「マイク・タイソン英国初上陸!
マイク・タイソン対ジュリアス・フランシス」。
2月27日(日)午後6時から
「オスカー・デラ・ホーヤ再起戦!
オスカー・デラ・ホーヤ対ダレル・コーリー」。
3月12日(日)午後6時から
「WBO世界フェザー級タイトルマッチ
ナジーム・ハメド対ジュニア・ジョーンズ」
お送りする予定です。
ご意見等はメールで、Boxnight@aol.com まで。
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