BOXING
私をリングサイドに連れてって。

番外編
がんばれニッポン!(4)リングスKОKトーナメント
TK直前インタビュー


いよいよ直前に迫りました、
リングス KING of KINGS Bブロック大会。
今回はTKこと、高阪剛選手の直前インタビューをどうぞ。


12月18日(月)前田道場にて収録。

──:大会にむけてどんなことをしてきましたか?
TK:全体的に総合格闘技のレベルはあがってるんですよ。
   技術的には日本人がいちばん先をいってるんですが、
   外国人選手はそれを押さえ込む
   何か違う力をもっているんです。
   いままでそれをアメリカで体験しているんだけど、
   自分がもっているものを
   出し切れていない状態なんです。
   だから大きい相手を選んで
   (自分がもっているものを出し切れる)
   トレーニングをしてきました。


──:突破口は見つかりましたか?
TK:見つかりました。
   簡単にいうと“頭を使え”ということです。
   今はウラをかいたり、ウラのウラを
   かいたりする次元じゃないんですよね。
   それをひっくり返して根本的に見つめ直して、
   試合を一から組み立てなおすことが
   できるようになってきました。


──:具体的に言うと…
TK:まだこういうことを考え始めて、
   1、2試合しかしてないので
   ハッキリ説明できないけど……、
   何ができて何ができないかもわかったし、
   やらなきゃいけないことと、
   やってはいけないこともわかりました。


──:対戦相手についてひとこと
TK:このトーナメントは相手は誰でも一緒、
   自分の完成度をどこまで上げるかが勝負です。


──:ズバリ優勝の自信は
TK:自信あります(キッパリ)。
   (いい準備もできたし)自分に期待できるんですよ、
   今回は。自分にまかせようと思ってます。


ということで、
「試合は生き物なので、どうなるかはわからない」
と言いつつも、ハッキリ優勝の二文字を口にしていました。
練習量に裏付けされた、山本宜久選手の自信とは違った、
総合格闘技というものについて
「悟った」という感じのTKの自信です。
取材していても妙に納得させられてしまったので、
グランドファイナル(決勝)の取材も
お願いしていまいました。

決戦までもうすぐ!
今世紀最後のTKの勇姿を見逃すな!!

リングス KING of KINGS Bブロック大会は、
12月22日(金)大阪府立体育会館にて、
17:00に試合スタートです。
「ほぼ日シート」が当たった10名の方、
日本人選手の応援、よろしくお願いします!

この大会のもようは、
WOWOWで12月24日(日)18時から放映します。
こちらも、ぜひチェックしてください!


WOWOW 冨沢睦美
WOWOW「リングス2000」のページ


ご意見はこちらまで Boxnight@aol.com

2000-12-22-FRI

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