海馬。 頭は、もっといい感じで使える。 |
【プロローグ】
みなさん、こんにちは! 「自分の頭は十分に使われていない」 と、感じたことは、ありませんか? 自分が頭をうまく使えなかったゆえに、 損な目に遭ってしまったこと、ありませんか? 「自分はあるときは利口な状態にいて、 あるときにはバカになっているように思える。 できたら利口になっていたいなあとは思うけど、 利口になりすぎると、不幸になるかもしれないな」 と、感じたことは、ありませんか? 「すっごい頭がよくなって、 目の前にいくつもある問題を 即座に解決できるようになったら、 さぞかし、気持ちがいいだろうなぁ」 と、一回ぐらい想像したことがありませんか? マラソンをして体力をつけるように、 頭をよくするエクササイズがあるといいな、 と感じたことは、ありませんか? 「頭なんてよくなりたくない。 一度も利口だなんて言われたことがないし、 バカでも、しあわせ。 バカだから、しあわせ。 頭がいい人は、忙しいだけだもの」 そう感じたことが、ある? 「頭がいい人は洋服もかっこわるいし、 勉強も仕事もしすぎているから、楽しくなさそう」 と感じたことも、ある? 「賢すぎると、もてなくなる」とも、思った? でも・・・・・ 細やかな気配りのできる人。 いざというときに適切な対応をできる人。 大切なときに、連絡をくれるともだち。 おもしろい遊びを思いついてくれる人。 その人の思いは、脳から生まれています。 脳の中の力は、まだ、2%しか使われていません。 仕事の場面でひらめいて輝きたい人。 親しい人とのつきあいを、思いきり楽しみたい人。 そして、幸せになりたい人。 このコーナーと、 しばらくしたら 発売される脳の本を、 ぜひ読んでみてください。 ※あさって、木曜日につづきます。 次回のこのコーナーでは、 コンピュータ前で「脳ってこうなの?」とわかる ある実験を、ご紹介しますので、おたのしみに。 なお、イラストは、 寄藤文平さんが書いてくださいました。 今回の本は、寄藤さんの装丁でお届けいたします。 |
2002-04-23-TUE
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