海馬。
頭は、もっといい感じで使える。

第40回 『海馬』6万部突破!


こんにちは! 「ほぼ日」のメリー木村です。
今日は、ビッグニュースがありますよー。
ほぼ日から生まれた本である『海馬』が、
こないだ、6万部を突破したのです!!

実際の本屋さんで、そうとう動いているようですし、
アマゾンでも、ひきつづきベストテンに居座ってますよ。

月曜日にはテレビ朝日「ワイドスクランブル」で
オススメ本第1位として、かなり好意的にとりあげられ、
火曜日には夕刊フジに池谷さんのコメントとともに掲載、
さらに今月号のダヴィンチにも紹介されているなど、
発売3か月経っても、話題性には、かげりがありません。

本に挟みこまれた読者ハガキも、
たくさん届いていますので、
その一部を、紹介していきますね。
ハガキからの抜粋なので、すべて匿名になります。

驚くのは、9月以降の読者ハガキには、
以前と違って「ほぼ日についてのアンケート」に
「知らなかった」とこたえている人が多いんです。
ほぼ日を見ていなかったけれど、
新聞や雑誌やテレビや本屋さんで見かけた、
という人が手に取ってくださっている時期なのでしょう。
(※もちろん、まだというあなたも、
  ぜひぜひ、この機会に読んでみてくださいね)

同じ時期に刊行した、ほぼ日ブックス
『調理場という戦場』あてにもたくさん届いているので、
後半は、そちらの感想ハガキも掲載いたしました。







<海馬の感想ハガキ>

新世紀にふさわしい本だと思う。
 いま人類はどういう位置にいるのか。
 そういった足元を再確認するうえでも有益な本だと思う。

朝日新聞の書評をみて買いました。
 脳の使い方について知りたいと思っていたので
 よい本にめぐりあいました。元気が出ます。
 表紙とかイラストとか、すてきな本だと思います。
 チャーミングです。

たのしかった。
 脳について知らなかったことや
 いろんな話をうのみにしていたことがくつがえされて、
 ほほぅ・・・というかんじ。
 
年齢を重ねるのがたのしくなる気がする。
 この本を読んでほんとうによかった。

難しそうなことを、丁寧な語り口調で
 とてもわかりやすく教えていただきました。
 おふたかたのやさしさが感じられて、
 とてもいい気持ちになれました。
 これからも、暮らしていくうえで
 勇気が出るようなテーマを希望します。

30歳以上の人に希望を与えてくれる気がした。
 脳は20歳をすぎると衰えるとばかり考えていたので、
 元気が出た。
 テレビの番組でも、対話のあるものは
 興味をひかれるので、著名なかたの対談形式の本は
 今後も、読んでみたいと思います。
 
勇気がでます。
 工夫をもっとしようと思います。
 続編がよみたい。

池谷氏の言葉が糸井氏の軽妙なまとめで
 すっきりまとめられていてわかりやすい。
 「まとめ」があるのも再読に役立つ。

好奇心というもの、
 行動してみることの大切さが
 よくわかりました。

勇気づけられた。
 今後は、子育て、コドモとのかかわり、
 思春期の連中とのつきあいかたなどを、
 このテイストで読んでみたいです。

脳についての興味はあり、
 関連の書籍を買って読んだりもしたのですが、
 表現がむずかしく自分にスッとなじまなかったのです。
 しかし、この中で糸井さんがなじみやすく表現を変えて
 記述していたところがすごくよかったです。
 今度は、経済のしくみをわかりやすく表現してほしい。

とかくわかりにくいはずの脳についての
 専門的な話を、会話形式で記載したところがすごい!
 サクサクと心の中に文が入ってきて、
 読みやすく、充実感がありました。
 内容的にも、脳をどんどんよくすることが可能と
 希望があるところがうれしい。
 今のご時勢、金を出して絶望するなんて
 読みたくないですからね・・・。
 今後は、「53」を本で読みたい!!

興味深く、楽しく読みました。
 脳についての誤解、思いこみ、諦めを訂正します。
 明るく、勇気を持って、
 わたしのお得意さまの扁桃体と、
 仮眠中かも知れない即座核となかよくしていきます。
 値段は、世間的にはふつうだと思いますが、
 内容にくらべると安いです。

「問われているのは、結果そのものでなく、
  そこにいたる過程である」
 「当面の問題は、自分に備わった可能性の権利を
  個々が行使するかどうかにしぼられる」
 「すべては本人の意識の問題である」
 という言葉が印象にのこりました。
 
いままで、ほぼ日を知りませんでした。
 おもしろい!
 ちょうど痴呆について勉強していたので、
 脳のことと関連して興味深く読みました。
 これからは心理学の本を作ってほしいです。

とてもよい。
 こどもの頃に読みたかった。
 もっと勉強したくなった。
 これからも、人体や宇宙など、
 興味深いけどわかりやすくないものを
 本にしてください。

脳の認識のメカニズムが、
 なんとなくわかったような気がした。

対談というのはあまり読んだことがなかったが、
 この本はたいへん読みやすかったです。
 わたしの47歳という年齢では、
 あたらしいものをはじめるのは無理と思っていたが、
 今まで自分のなかにあったものと
 うまく結びつけていけば、
 好きなことからはじめられそうです。
 やる気のでる本でした。

研究している人の、
 こういうわかりやすい本はいいですね。

対談形式だったので読みやすく、
 内容がわかりやすく実践的でよかった。
 今度は旅行記が読みたい。

疲れるのは目と肩だそうなので、
 せっせと目のケアにつとめることにした。
 いまは老人社会である。
 ばたっといくまで、なにがなんでも、
 脳も体も使わなければいけない。
 老人が自立しつづける方策が重要テーマなので
 今度はそれを書いた本を、読んでみたい。

とてもおもしろく興味深く読めた。
 一見難しそうな題材を、対談という
 わかりやすい方法で表現することのおもしろさを感じた。
 脳の続編は、ぜひ!
 あとは映画監督とか、哲学とか、
 何しろ、一見とっつきにくそうな題材で。

脳を、海馬という部分で考えたことはなかったのですが、
 この本で、あたらしくいろいろ知れたと思います。
 脳を使いつくすことを意識した生活をしたいです。

会話形式なのでとても読みやすく、
 章のおわりに親切にもまとめがあるので
 わかりやすく脳の知識をえることができました。
 40歳すぎて、もの忘れもはげしくなって
 憂鬱でしたが、この本のおかげで希望が出てきました。
 
目ウロコでした。
 とてもわかりやすい対談集というのを
 はじめて読みました。
 糸井さんの言い換えが絶妙。
 一気に、研究者のものだった脳が
 「自分の脳」になりました。
 しかも、自分の成長のために、と、
 何とか実践してきたことが脳によいとあり、
 すごくうれしかった。
 これから読みたいものは、
 「ココロのあり様」ですかねぇ。
 脳の続編とあわせて読めるとうれしいです。
 トラウマとかアダルトチルドレンとか。 

科学する心を感じた。
 説得力のある書きぶりでよかった。
 アタマがすっきりした。
 文章が読みやすく、まさに脳が疲れない。

とても読みやすく、
 前向きになれる本でした。
 この本を読んだことで、
 わたしの生活は、とても豊かになると思います。
 また読みかえします。

読売新聞の書評を読んで買いました。
 おもしろい、ためになった。

脳について興味があり、わかりやすく書いてある本を
 さがしていたところでした。
 海馬というタイトルにひかれ、一気に読みました。
 ちょっと悩んでいたことが解決しそうです。
 とくに、脳の成長が、べき乗で増えていくというのは、
 とても勉強になりました。

最先端のことがわかりやすいうえに、
 学問の本質的おもしろさがよく出ている。

専門的な内容をたのしく
 わかりやすく読ませていただきました。
 日頃感じていた疑問や悩んでいたことを
 解決してくれそうです!!
 おどろきの連続でした。
 糸井さんと池谷さんの会話もおもしろかったです。
 挿し絵もかわいくて気にいりました。

アスキードットPCの紹介で知りました。
 歳とともに脳は衰えるものとばかり思っていました。
 歳をとってから伸びる能力があるとわかってうれしい。
 やる気が出ない時っていっぱいあります。
 はじめればなんとかなると割りきれそう。
 おもしろかった。一気に読みました。
 
難しいハナシが簡単に、対談のなかで
 ほぐれていくようでおもしろい。
 元気が出てくるようで、
 今日から考え方がかわりそうです。

たいへん興味深い内容だった。
 素人にもわかりやすく、これからも
 こういう対談形式で、専門分野の知識が
 えられるといいなと思いました。

対談ものは、あまり興味がなくて、
 読んでもおもしろくないと思っていましたが、
 それをくつがえすおもしろさでした。
 いろんな角度で、ものごとを見つめるところに
 よさがあると感じたのであります。
 わかりやすい構成で、脳について興味をおぼえた。
 とても難解で、ふだんは手にしないような
 哲学者との対談とかを、今後は求めています。

まったくの素人でも、
 なんとなくでも理解できるのが驚きでした。
 これから中年を迎えるにあたり、希望が持てます。

最後まで一気に読めた。
 対談形式なので読みやすい。
 難しいことをわかりやすくしゃべり言葉になっているので
 わかったような気になり、トクした気分。
 眠りと、ゆめをみるメカニズムを知りたい。
 
とても興味深いテーマでたのしかった。
 科学的なことを、糸井さんのことばで
 自分のこととしてつながるように変換するところが
 すごく実感できてよかった。
 
正直、目からウロコです!
 こんな本をまっていた!!!
 今後望む本は・・・やっぱり、
 みうらじゅん氏関連ですかね。

おもしろかったです。
 イッキに読んでしまいました。
 脳はべき乗で発展のところ、
 ほんとかなと思ってしまうほどびっくり。
 34歳になってしまったけど、頑張ってみようかな。

すごく興味深かった。
 ホームランバーのエピソードが最高!
 
糸井さんが平易な言葉に変換してくれたのと、
 章ごとにまとめを作ってくれたのがわかりやすく、
 記憶の定着に役立った。
 わすれっぽいので、今後まとめをみなおせるので、
 ありがたいです。
 ほぼ日、しらなかったけど、
 あとから見るようになりました。

要するに、読んだおかげで
 元気になりました。
 自分で自分の限界をつくってしまうのは、
 とてももったいないことだ、と。

池谷さんの本は読みやすく、
 それでいて非常に説得力があるので楽しい!
 今後は、下条信輔さんの本が読みたいです。

勇気やエネルギーをいただきました。
 やります。がんばります。夢に向かって!

とても刺激されました、心と脳が!
 つながりの発見って
 生きていくうえですごく重要な作業だと思います。
 地球にあるさまざまなものを自分なりに
 組み合わせて、楽しく幸せに生きようと思いました。
 今後は・・・食について知りたいです。
 食べ物の好みは、すごく人格に影響してると感じます。
 くわしくしりたい。
 
脳と心、脳の働きを
 多面から観察、参考になった。
 脳の開明は、まだ遠い道程にある。
 
異色の対談で、非常におもしろかった。

読みやすく、おもしろかった。

最後まであきずに興味深く読めてよかった。
 脳は疲れないって、ほんとにいいことだと思った。
 今後は、心についての本が読みたいです。





<調理場という戦場の感想ハガキ>

毎日新聞の、
 丸谷才一さんの書評で知りました。
 こんな調理人が存在することにオドロイタ!
 料理ということについて、
 こんなにも真剣に打ちこんでおられることに
 敬服してしまいました。
 自分自身で確実に見つけた言葉に満ちていて、
 後につづく後輩に対する厳しくも温かい
 ふところの深さが、たまらない。
 まさに、一隅を自信満々に生きている。
 スゴイ人。
 チャンスを作って、状況の折、
 結婚20周年とかの節目に、
 ぜひ一度、身体全部で食してみたい。

へこんでいるときに、
 ふたたび読んでみたいと思います。

料理、お店の雰囲気を思い出しながら読みました。
 赤ピーマンのムースができるまでの過程を知って、
 なつかしく、もう一度食べにいきたいです。
 わたしも料理人にあこがれ、あきらめてしまいましたが
 もう一度がんばってみようと勇気づけられました。
 斉須さんがフランスから帰ってこられるシーンは
 感動して涙が出てきました。
 今後は、職人の話とか、
 JR京都駅を建設し、できるまでの話を読みたいです。
 
コックを13年やったが病気でリタイアしました。
 この本の内容は一般社会生活にかかせないと思い、
 まだ小さい甥や姪に、
 高校生ぐらいになったら読むようにと
 6人に1冊ずつ贈りました。

フランス料理を極める生き方を見て、
 人生をどう生きるかのよきバイブルになった。
 機会をぜひつくって、コートドールで食事したい。

最近にない、よい本だ。

もうすこし若いころの自分に読ませたいと思う反面、
 いまだからこそそう思うのかなという気持ちです。
 これから頑張ります。
 
コートドールのファンでしたが、
 この本を読んで、あのお店のよさの秘密が
 わかった気がします。久しぶりに感動しました。
 自分の人生の転換期になればと思います。
 
フランスでの修行時代の斉須さんの考え方を
 知ることができたのがよかったです。
 人生、死ぬまで修行だと思うので、
 これからの生活のなかで、斉須さんの
 シンプルであたたかい言葉が、参考になります。
 ありがとうございました。

読みやすくておもしろい。
 どきっとする警句や、教訓の言葉に感じいる。
 ためになる。

おなじ道を志すモノとして
 今後の心の糧になりました。

弟ふたりが小さな店を持っています。
 手伝いをするなか、食を提供することの難しさを
 実感しています。時代の流れも直に味わいますし、
 スタッフとの関係の大切さもわかりました。
 そのなかで、斉須シェフの体験に感動しました。
 友人の、料理を目指す16歳にもこの本を贈りました。
 東京の有名店でがっかりしたこともしばしばですが、
 コートドールには、ぜひ行ってみたいなと思います。
 シェフというより職人さんみたいな斉須さん、
 ビジネスも大事ですが、食に対する姿勢が
 とてもすばらしいと思います。
 これからもご活躍をお祈りしております。
 ありがとうございました。

たいへんおもしろかったです。
 読みやすくて良かったし、写真も良かった。
 テーマは、この本のようなもので。
 著者はできれば女性のかたがいいですね。

仕事に対する漠然とした考えを、
 具体的に表現してくれました。
 自分が思っていた
 こういう姿勢で仕事に取り組むことが
 大切なんだという指針を示してくれました。
 ありがとうございました。友人にプレゼントしました。

料理書コーナーに売られていたが、
 料理にこだわらず、仕事や日常の中での
 さもしい姿勢を問われるような内容だった。
 掃除をしたくなった。
 
雑誌の書評でしり、店頭でみつけて購入した。
 どの書店でも、料理のジャンルの棚においてあるが、
 内容的にはまったく場違いだと思います。
 貴重な人生訓である。
 おおいに考えさせられ、元気づけられた。
 いろいろな分野で一芸に秀でた人材に
 本音と経験をかたっていただきたいです。
 「私の履歴書」のような
 単なる自慢話は、不要だが・・・。






たっくさんのハガキに、直に筆を入れて
お送りくださり、ありがとうございます!!

まだほぼ日ブックスを読んでいないという人は、
ぜひぜひ、下記のアマゾンのコーナーに行って
読んでみてくださいませーーー!

海馬のアマゾンでの販売は、こちらで行っております。
 調理場のアマゾンでの販売は、このページで、どうぞ。
 どちらも、アマゾンさんで買うと、送料無料ですよ!

2002-10-11-FRI

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